プログラム
- 2014年1月18日(土)14:30 〜 15:15
- 札幌駅前通地下歩行空間(通称「チカホ」)
- 食のまち・さっぽろフェスト in チ・カ・ホ
- 南極料理人 西村淳トークショー(AIR-G’(FM北海道)公開録音)
- 映画のモデルに成った南極料理人 西村淳(にしむらじゅん)
- プロフィール
留萌市出身。作家。株式会社オーロラキッチン主宰。ゴミを出さない究極の料理法などで大ブレイク。著書の「面白南極料理人」シリーズは映画化されている。 - AIR-G’(FM北海道)で 2014年1月26日(日)19:00 〜 20:00 特別番組としてオンエア。 radiko.jp FM 80.4 で。
【やってみたい料理♪】マグロの赤身をトロにする
- マグロにマヨネーズを塗ってラップしてしばらく冷蔵庫に入れておくと、トロの味。絶対美味しい!
- 寒い中、南極で赤身を食べても全然美味しくなかった、パンチが足りない!ということからの工夫。
【おもしろ!】パン粉なし、揚げないで、トンカツを作る♪
- トンカツ。揚げものはしたくない。鶏肉に、ヌードルをバリバリに砕いてまぶして、焼いた。
- ある隊員がお湯入れても美味しいだろうね、とやってみたら、なんのことはない、砕かれたラーメンになった。。。
【創意工夫!】とあるもので冷奴の代用♪一体何で?
- 冷奴。豆腐な無いので全く別の材料で代用。クリームチーズに冷凍の長ネギとかつお節、醤油をかけたら結構美味しかった。
- もちろん豆腐の味はしない。
【おもしろ!】焼き肉が食べたい、でもホットプレートがない!これで代用しようと隊員が用意したものは。。。
- 焼き肉。ホットプレートがない!何で代用したかというと、、、お父さんが見たらいいアイデアだな♪お母さんが見たら悪夢!それは、アイロン。その後アイロンのスチームは出なくなったとか。
【やってみたい料理!】絶対失敗しない!ローストビーフを作る方法♪
- 絶対失敗しないローストビーフを作る方法。だれでもできる!子どもでもできる!
- 炊飯器を使う。南極のドーム基地では全く役に立たない。沸点が80℃くらいと低いため。
- 炊飯器の保温に注目。
- 肉を塩コショウしてフライパンでざっと焼く。ジップロック、普通のビニール袋でも大丈夫、に入れる。お酒、日本酒でもブランデーでも足すといいですね。そしてできるだけ空気を抜く。炊飯器にお湯を入れて、保温。500gで40分を目安。70〜80℃で加熱すると、火が通り過ぎなくてよい。
- できた瞬間、冷やさなくても食べられる。安い肉で美味しくできる!
これはわたくしたちでも取り入れている方法ですわね。参考になる部分が多くて素敵ですわ♪
【やってみたい!】キュウリは冷凍できる!
- キュウリは冷凍できる。
- 表面にサラダオイルを垂らしてグラグラ沸騰させたお湯にさっとくぐらせる。そのまま冷凍させる。
- 油が表面を覆っているせいか、色あせしませんね。
- 使うときのコツは凍ったまま。凍ったまま切れる。
- サクサク切って塩もみしてわかめとか入れて三杯酢に和えれば、冷蔵庫に入れなくても冷え冷えでいただける。
キュウリはさっとお湯にくぐらせると食感がパリパリになると、以前本で読んだことがございました。
それを更に冷凍できるよう昇華させた素晴らしい知見と感じました。
【おもしろ!】真似してはダメ!お米をこれで炊いたら地獄の味♪
- 失敗作。
- 南極で貴重なものは、1に燃料、2に水。
- 水がもったいないのでコーヒーでお米を炊いてみた。
- 臭いは、コーヒーのいい匂いがした。味は、、、、地獄の味。これはまずかった。
【おもしろ!】これも真似してはダメ!目玉焼きを再現する方法♪
- 目玉焼きが食べたい。
- 南極では、牛乳パックに卵黄、白身、全卵が入ったものを持っていった。
- オムレツはとてもきれいにできるけれども、目玉焼きができない。
- 西村さんでもできないものがあるんだね〜にイラっと。やったるわい!
- 3日後、出してやった。ただし白身はミルクゼリー黄身は桃の缶詰。
- 隊員大喜びで塩コショウ、醤油にソース、オンザライス、、、1周間口聞いてくれなかった。
料理とは?料理とは!
- 料理ってのは一瞬で友だちになれる最高のコミュニケーションツール。
食とは?食とは!
- メーカーに頼りすぎという気がします。
- 賞味期限消費期限。
- 私見ですが、賞味期限を1分でも過ぎたらダメなのか?そういうことではない。
- おばあちゃんとかおやじとか、食べてみる、試してみる。もしかしたらイカれているかもしれないけれども、もったいないということを頭に入れておかないと大変な思いをするのではないかと思う。
おわりに
先日、札幌市のイベントで、いい時間を過ごしたと伺いました。
ぜひお話を聞かせて下さいましとせがみまして、そのなかで印象的なものを記載いたしました。
西村淳さまのお話は本当に面白く感じました。幾つか本を調べてみまして、本投稿の冒頭に挙げた物以外に、次の本を読んでみたく感じました。
備えよう。
以上です。