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非 root ユーザーで Supervisor を動かす Docker Compose を作ったのでポイントなどをメモする

ポイント

  • debian:bullseye-slim イメージをベースにした。
  • Supervisor 4 が対象
  • ログ出力に関して権限を修正する必要があった。
  • ソケットに関する権限不足に対処する必要があった。
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Docker コンテナ内の Laravel から外部サービスを使わずにメールを送信するために Docker コンテナ内に exim4 をインストールしたらできた、という記録

まとめ

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Visual Studio Code Remote Container を利用してもしなくても (Vim とかと docker-compose コマンド) 最強のローカル環境とデプロイ用のコンテナ化環境を作る方法、 Vue.js を例に添えて。

まとめ

作ったもの

docker-compose コマンドだけで環境をうまく切り替える方法

  • docker-compose -f オプションを使うことで、使用する YAML ファイルを取捨選択できるようになった。これを利用して、開発環境用ではボリューム共有を使い、サーバ環境用では別のサービスを追加する、といったことが可能になる。
  • docker-compose -f オプションで毎回 YAML ファイルを指定するのはとても手間がかかるが、解決することができる。Compose の設定に用いられる環境変数のデフォルト値を .env という 環境ファイル で行うことができる。このファイルに COMPOSE_FILE という CLI 変数 を定義し、その値に使用する YAML ファイルを指定することで -f オプションを省略することができる。
  • Dockerfile のマルチステージビルド を使うことによって、複数の環境を一つの Dockerfile で表現することができる。

Visual Studio Code で開発環境コンテナも使う方法

  • Visual Studio Code の Remote – Containers – Visual Studio Marketplace 拡張機能で実現する。
  • コマンドパレットから "Remote-Containers: Add Development Container Configuration File…" を選んで設定ファイルを自動生成するのが楽。
    • .devcontainer/devcontainer.json が独自の設定ファイル。 .devcontainer/docker-compose.yml はただの Docker Compose ファイル。
    • .devcontainer/devcontainer.json.devcontainer/docker-compose.yml の難しい箇所は本投稿の続きに記載した。
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Vue.js のお試し開発環境を構築するシンプルな Docker Compose を用意した

はじめに

以前、 Dockerfile を書かないで docker-compose.yml だけで Node.js 開発環境を用意する方法 にて Node.js のシンプルな開発環境を docker-compose.yml を使用して構築しました。

今回、 Vue.js を使ったアプリをお試しで作りたいです。この時、前回だけでは環境が足りませんでしたので、ノートいたします。

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Dockerfile を書かないで docker-compose.yml だけで Node.js 開発環境を用意する方法

はじめに

ちょっとお試しで Vue Material Design Component Framework — Vuetify.js に入門したいと思いました。

この時、 Docker を使って開発環境を用意しようと思いましたけれども、最初は Dockerfile を使ってあれこれチューニングすることなく、シンプルに始めたかったのです。

そのために少し調べるような手間が発生しましたので、今後のためにメモしておきます。

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Docker イメージ php:7.4.5-apache で Apache の他に cron も動かす方法

はじめに

oki2a24/sample_dockerized_laravel6: Laravel6 を Docker 化するサンプルです。 にて Laravel を Docker コンテナ化しました。

Apache 入りの PHP コンテナで Laravel を動かしています。この Laravel で タスクスケジュール 6.x Laravel も行いたいと思いました。

cron を動かせば簡単です。

しかし、 コンテナではすでに Apache のプロセスが動いており、ここに cron を足せません。

これを、なんとかしたのが本投稿となります。

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Debian の Apache のサイト設定変更は、ファイル編集ではなく a2dissite, a2ensite を使うようにする

まとめ

  1. /etc/apache2/sites-available/001-my.conf などのファイルを用意して配置する。
  2. a2dissite 000-default でデフォルトの設定ファイルを無効にする。
  3. a2ensite 001-my で用意した設定ファイルを有効にする。
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Debian ベースの Docker コンテナの中で日本語を使えるようにするまで

はじめに

CLI で日本語を打とうとしたら、できませんでした。全角で日本語を打てるのですけれども、変換、確定するときに消えてしまいました。 vim をインストールし、そこで日本語を入力してみようとしてみましたが、やはりダメでした。別の文字へと変換されてしまったのです。例えば "あいう" => "~A~B~A~D~A~F" となってしまいました。

結論

  • コンテナ内の CLI ではやはり日本語を使用できていない。
  • コンテナ内の次の環境での結果
    • PHP の REPL (php -a): 日本語を使用できた。
    • MySQL クライアント (mysql -u root -p ...): 日本語を使用できた。
    • Vim: 日本語を使用できた。

Debian

apt-get update && apt-get install -y locales
sed -i -E 's/# (ja_JP.UTF-8)/\1/' /etc/locale.gen
locale-gen
export LANG=ja_JP.UTF-8

MySQL や PHP など debian:buster-slim ベースのイメージの Dockerfile に書く場合

RUN apt-get update && apt-get install -y \
  locales \
  && apt-get clean \
  && rm -rf /var/lib/apt/lists/*
RUN sed -i -E 's/# (ja_JP.UTF-8)/\1/' /etc/locale.gen \
  && locale-gen
ENV LANG ja_JP.UTF-8
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Laracel 6 で、 `.env` ファイルの名前を変えて運用する方法 2 (補足)

まとめ

  • 前回 、 "Composer コンテナに環境変数を設定するほうが筋が良いかもしれない" とコメントしたが、実際にできたのでメモ
  • composer.jsonphp artisan コマンドに、 --env=laravel といったオプションが不要になる。
  • 開発時は運用時は、 --env=laravel オプションを付けなくとも (.env.laravel を読み込むように環境変数 APP_ENV に laravel を付けることで) php artisan コマンドを使えるようにするので、こちらの方が統一されており、望ましいと言える。
  • feat: Laravel の使用する .env ファイル名を変更する by oki2a24 · Pull Request #7 · oki2a24/sample_dockerized_laravel6
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Laracel 6 で、 `.env` ファイルの名前を変えて運用する方法

まとめ

  • composer.json を修正する。
    • "@php -r \"file_exists('.env') || copy('.env.example', '.env');\"" を修正する。例えば、 "@php -r \"file_exists('.env.laravel') || copy('.env.laravel.example', '.env.laravel');\"" とする。
    • @php artisan package:discover --ansi を修正する。例えば、 @php artisan package:discover --ansi --env=laravel とする。
    • 同様に @php artisan key:generate --ansi を修正する。例えば、 @php artisan key:generate --ansi --env=laravel とする。
  • サーバレベル、システムレベルやコンテナレベルで定義されている外部の環境変数によって使用する .env ファイル名を制御する。例えば、 APP_ENV=laravel とする。