カテゴリー
Apple

iPhone 5s から iPhone 6s Plus へすべてのデータを引き継ぐ手順【iTunes】【SoftBank】

や他のキャンペーン、機種代金支払い完了ということもあり、iPhone 6s Plus へと変更することにいたしました。

データは、今まで使用してきた iPhone 5s のものを引き継ぎたいですので、その際の手順や注意点を残しておきますわ♪

なお、この投稿では機種変更前の iPhone 5s 64GB スペースグレイを旧 iPhone機種変更後の iPhone 6s Plus 128GB ローズゴールドを新 iPhone と呼んでおります。

ポイント

  • 旧 iPhone の iOS をアップデートしておく (引き継ぎ時は iOS のバージョンを揃える必要があるため)
  • 旧 iPhone での2段階認証(2要素認証、ワンタイムパスワード)アプリの解除またはログイン状態の維持
  • 旧 iPhoneのコンピュータへのコアデータのバックアップ (「このコンピュータ」へのバックアップのこと)
  • 購入したアプリや音楽などを旧 iPhone から転送

1. 旧 iPhone の準備

1-1. 2 段階認証の維持・解除

1-1-1. Google Authenticator

2 段階認証サービスにログインしておき、機種変更前後でログイン中状態が保たれるようにしておきます。その際、一度ログアウトしてからログインすることで、セッションの有効期限が引き継ぎ中に切れないようにいたします。

たとえば、Google Authenticator アプリに登録した次のサービスで上記を行いました。

  • LastPass
  • WordPress
  • Google

なお、手間がかかり面倒という理由でこのような行動をとりました。本来であれば、次のワンタイムパスワードのように一旦 2 段階認証を無効化する方が事故が起きにくいと存じます。

1-1-2. ワンタイムパスワード

別のとあるサービスでは2段階認証を行うためのワンタイムパスワードアプリとの連携を必ず解除するように案内がございました。ですので、次の手順で解除いたしました。

ワンタイムPWアプリを使用しているサービスのウェブサイトへログインします。

そしてワンタイムPWアプリを使用しない設定、「ワンタイムパスワード利用解除」、に変更しておきました。

その後の手順も含めて、つぎのようになりました。

  1. サービスにログイン
  2. 「ワンタイムパスワード利用解除」
  3. 「ワンタイムパスワード利用解除受付のご案内」メールが届いたのを確認
  4. ワンタイムPWアプリを削除

1-2. 旧 iPhone バックアップ

「今すぐバックアップ」のみで済ませられると思い込んでおりました><。それだけでは不十分で、旧 iPhone にのみアプリや音楽などが入っている可能性がございます。

ですので、購入した項目を iPhone から転送しておく作業も必要ですの!

  1. iTunes を最新版にアップデート (バージョン: 12.3.2)
  2. PC と 旧 iPhone をつなぐ。
  3. 「アップデートを確認」で iOS を最新版にアップデート (バージョン: 9.2)
  4. 「同期」
  5. 「今すぐバックアップ」でコアな部分のバックアップ作成
  6. ファイル > デバイス > 購入した項目を “XXXXX” から転送。「このコンピュータの自動ダンロードをオンにしますか?」は「自動ダウンロードをオン…」に設定

2. 機種変更手続き

店舗では移行作業は一切行っていないため、この手続き後、旧 iPhone の準備を行っても問題なかったと存じます。

新 iPhone を立ち上げますと、SIM がすでに差し込まれた状態で、初期化され、そして SoftBank のオリジナル (?) アプリがもりもりプリンストールした状態でしたの。

3. 新 iPhone への以降作業

3-1. 新 iPhone と Mac の iTunes の接続

  1. 新 iPhone の電源を入れ、、、ようとしたらすでに入っていた。起動済み。
  2. Lightning ケーブルで Mac と 新 iPhone をつなぐ。
  3. 新 iPhone で「このコンピュータを信頼しますか?」に「信頼」をタップ
  4. Mac の iTunes で「このコンピュータがこの iPhone 上の情報にアクセスするのを許可しますか?」に「続ける」をクリック
  5. iTunes 「新しい iPhone へようこそ」。このバックアップから復元でバックアップを選択し、「続ける」
  6. すると、「この iPhone のソフトウェアが古すぎるため、バックアップ”XXXXX”はこの iPhone の復元には使用できません。」と出たので「OK」して一旦中止。

3-2. 新 iPhone の iOS を最新にアップデート

新 iPhone の iOS バージョンが 9.0.2 (13A452) と古いですの。一方、旧 iPhone は 9.2 (13C75) で最新でしたわ。

そこで新 iPhone をアップデートして旧 iPhone と同じ最新バージョンにいたしました。

ちなみにバージョンは、設定アプリ > 一般 > 情報、のバージョン、の手順で確かめられますわ。

  1. iTunes 「新しい iPhone へようこそ」。「新しい iPhone として設定」を選択し、「続ける」
  2. 「開始」
  3. 概要画面。「iPhone ソフトウェアの新しいバージョン(バージョン9.2)があります。… 略 …」部分の「アップデート」。ポップアップウインドウが出るので支持に従って進めた。
  4. ダウンロード: 15分。「こんにちは」画面までのアップデート: 6分
  5. 設定アプリ > 一般 > 情報、のバージョンから、最新となっていることを確認。

3-3. 旧 iPhone のバックアップを 新 iPhone に適用

  1. iTunes > iPhone > 概要の画面。「バックアップ」の「手動でバックアップ / 復元」の「バックアップを復元…」
  2. 「iPhone の名前」で復元したいバックアップを選択し、「復元」
  3. 設定の復元まで: 15分。パスコード入力後から「こんにちは」まで: 1分未満

3-4. 新 iPhone と iTunes との同期

バックアップからの復元が完了しても、アプリや音楽は同期されていない状態のままですわ><。

そのため、新 iPhone を iTunes の内容で同期いたします。

  1. iTunes で iPhone パスコードの入力を求めるウインドウが出現。新 iPhone でパスコード入力後、iTunes で「やり直す」をクリック。すると、同期が始まった。
  2. 同期: 42分。

この iTunes と iPhone との同期操作で失敗しないために、購入した項目を転送する必要があるのだと存じます。

3-5. 新 iPhone の初期設定

「3-3. 旧 iPhone のバックアップを 新 iPhone に適用」の手順が完了した時、iTunes との同期はまだ進行中の状態でしたの。

けれども、新 iPhone は「こんにちは」画面のでしたので、初期設定を進めてしまいました♪

同期が完了したら、実は初期設定は不要なのかもしれません。どうなのかしら?真偽はわかりません。ですけれども、初期設定で Wi-Fi や Siri などハードウェア関係の設定をいたしますので多分必要な作業なのだと存じます!

  1. 「こんにちは」でスライドすると iPhone パスコードを求められるので入力
  2. 「アップデートが完了しました」画面。iOS アップデートをしたからこの画面となったのかもしれない。「続ける」
  3. 「Wi-Fi ネットワークを選択」。ネットワークを選択し、パスワードを入力、「接続」
  4. 「iCloudの設定を完了するにはXXX@XXX.XXのパスワードを入力してください」。パスワードを入力し、「次へ」
  5. iCloud設定をアップデート中…、が無事に終わり、「Siriを設定」をタップ。「Hey Siri」を3回、「Hey Siri、今日の天気は?」「Hey Siri、私です」と喋りかけて設定完了。「”Hey Siri”の準備ができました」画面になり、「続ける」
  6. 「拡大表示」。「表示サイズを選択」をタップし、「画面表示の拡大」画面でサンプルを確認して「標準」を選択して「次へ」
  7. 「ようこそiPhoneへ」。「さあ、はじめよう!」をタップ

3-5. 電話番号とアプリのひも付け

こちらのは次のように作業いたしました。けれども、これによって何がどうなるのか、いまいちわかっておりません><。

  1. Mac で「+81 XX XXXX XXXX を iMessage および FaceTime に追加しますか?」とウインドウが表示されたので「はい」
  2. 「現在 Apple ID および電話番号は、新しい iPhone の iMessage および FaceTime で使用されています。」と続けてウインドウが表示される。「OK」

3-6. 新 iPhone に名前をつける

新 iPhone の名前が、バックアップの名前のままのため、変更いたしました。旧 iPhone を繋いだとき、判別できるようにしておかないと万が一の事故が起こってしまうと困りますもの><。

  1. 新 iPhone の設定アプリ > 設定 > 一般 > 情報 > 名前
  2. iTunes に接続すると、名前が新しくなっている。

以上で機種変更前の旧 iPhone から機種変更後の新 iPhone へとすべてのデータを引き継ぐことができました。

新 iPhone を使いはじめましたら、まず準備で行いました 2 段階認証の最有効化を行います。

また、バックアップから復元した影響で、個々のアプリで認証などを改めて設定する必要が出てまいりました。

以降の文章は、主に新 iPhone でのアプリ設定とその時に気がついたことのメモとなります。

4. 新 iPhone でのアプリの設定

4-1. 強制的に求められた Googleパスワード設定

新 iPhone でしばらく操作していますと、Facebook と Google のサービスのパスワードを求められました。

連続で表示されるため、たとえば Google のアラートで「設定」をタップして操作しようとしても、Facebook のアラートが残ってしまいました><。不便><。

  1. 新 iPhone しばらく操作していると、「“設定”で”XXXXX@gmail.com”のGoogleパスワードを入力してください」とアラートが出現。「設定」をタップ
  2. 設定 > メール / 連絡先 / カレンダー > Google アカウントを選択 > パスワードを再入力、と進む。パスワードを入力し、次へ。
  3. 2段階認証プロセスの6桁コードを入力し、次へ

アラートの「設定」をタップ後、Facebook のアラートが残って操作できません><。そこで先に次の見出しで記述する Facebook の設定をまず行いましたら、設定アプリのどこで Google パスワードを入力するのかわからなくなってしまいました><。

調べて、次のページで解決できました♪

また、旧 iPhone はまだ初期化していないため、ログイン時に Google Authenticator アプリが使用できました。

なお、もしかしてこの操作は必要ないのかもしれない、と思いました。というのも、この Google パスワードの入力は、Apple のカレンダーアプリと Google アカウントを連携させるために行っているはずですの。

しかし、今は Google のカレンダーアプリのみを使用しており、Apple のカレンダーアプリは使用しておりません。

したがいまして、そもそもの連携が不要なのではないかしら?今度試してみようかしら。

4-2. 強制的に求められた Facebookパスワード

  • 新 iPhone しばらく操作していると、「“設定”で”XXXXX”のFacebookパスワードを入力してください」とアラートが出現。「設定」をタップ
  • パスワードを入力し、完了

4-3. Google Authenticator アプリの旧 iPhone から新 iPhone への切り替え

この時点では、旧 iPhone の Google Authenticator アプリが使用できる状態ですので新 iPhone のアプリに切り替えて使用できるようにいたしました。

なお、バックアップから復元した時点で新 iPhone の Google Authenticator アプリを立ち上げると、2段階認証のサービスが1つも登録されていない、アプリを初めてインストールしたのと同じ状態でしたの。

4-3-1. Google ログイン

  1. ログイン – Google アカウントログイン済みの状態からスタート
  2. PC でアカウント情報 > ログインとセキュリティ 2 段階認証プロセス、でログインを求めれるのでログイン。
  3. 確認コードタブ > メインのコード受け取り方法 >「別の携帯端末に移動」
  4. 「iPhone」を選択し、「次へ」
  5. iPhone で Google Authenticator アプリを立ち上げ、「設定を開始」> 「バーコードをスキャン」
  6. Google Authenticator アプリの6桁の確認コードを PC の画面に入力し、「確認して保存」
  7. 「Google 認証システムの設定完了」で、「OK」。次の注釈も表示されていた「注: 認証システム アプリの以前のインスタンスで生成されたコードは使用できなくなります。」
  8. PC のブラウザで、新規プライベートウインドウから Google にログインし、新 iPhone で 2 段階認証が使用できることを確認した。

4-3-2. WordPress ログイン

  1. WordPress の管理画面にログイン済みの状態からスタート
  2. ユーザー > 該当ユーザーの「編集」
  3. Google Authenticator Settings の 「Show/Hide QR code」
  4. Google Authenticator アプリの右上「+」 > 「バーコードをスキャン」して登録する。
  5. 新規プライベートウインドウから WordPress にログインし、新 iPhone で 2 段階認証が使用できることを確認した。

4-3-3. LastPass ログイン

  1. LastPass – サインイン にログイン済みの状態からスタート
  2. 左メニューの、アカウント設定 > 他要素認証
  3. 一覧画面の、Google Authenticator の「編集」 > Regenerate > OK > OK
  4. 一覧画面に戻るので、Google Authenticator の「編集」
  5. 有効: はい、オフラインアクセスを許可: はい、Barcode: 閲覧をクリックして LastPass マスターパスワードを入力し、「続行」
  6. QR コードを Google Authenticator アプリで読み取り、追加
  7. LastPass の管理画面に戻り、更新 > LastPass マスターパスワードを入力し、「続行」
  8. 「モバイル機器でGoogle認証システムアプリを実行し、下記ボックス内に現在の確認コードを入力してください:」と表示されるので、Google Authenticator アプリの値を入力して「OK」
  9. 「Settings have been successfully updated.」 > OK
  10. 新規プライベートウインドウから LastPass にログインし、新 iPhone で 2 段階認証が使用できることを確認した。

4-4. ワンタイムPW アプリ

  1. ワンタイムPW アプリを利用しているウェブサービスにログイン
  2. 次の画面ですぐにワンタイムパスワード利用を促してきた。「ワンタイムパスワード利用申請」の「今すぐ利用登録」にチェックを打って「次へ」
  3. 「トークン発行」
  4. ソフトウェアトークンを「選択」
  5. メールアドレス、利用開始パスワードを入力し、「次へ」。(なお、利用開始パスワードはアプリを使用開始するまでしか使用しない)
  6. サービスのパスワードを入力し、「実行」
  7. トークン情報のサービスID、ユーザID が表示される。
  8. iPhone にワンタイムパスワードアプリをインストールして起動し、サービスID、ユーザID、利用開始パスワードを入力し、利用規約に同意チェックし、「送信」
  9. スマートフォンの日時を日本設定に、タイムゾーンを日本に設定するよう注意書きが表示される。「次へ」
  10. トークン表示名を確認、編集して、「登録」
  11. PC に戻り、管理画面の「ワンタイムパスワード申請メインメニュー」から「ワンタイムパスワード利用開始」
  12. ワンタイムパスワードを入力して「利用開始」

4-5. 設定アプリ

旧い iPhone から新しい iPhone に引き継いだとしても、ハードウェアの設定は引き継がれませんでした。そこで、今後さらに設定を変更したりするのでしょうけれども、まず気になった以下の部分を設定いたしました。

  • Wi-Fi のアクセスポイントを設定
  • Touch ID とパスコード > 指紋の追加、を行った。
  • パスコードをカスタムの数字コード字に変更した。

4-6. 再度認証を求めてきたアプリ

重要な設定は完了いたしました。続いて、重要度は劣るけれども普段の生活を便利にするアプリなどで必要な設定を行いました♪

  • 認証が必要なアプリはほとんど再度ログインを求められた。
  • 他アプリやサービスと連携しているアプリで、再度連携しなおしたアプリがあった。
  • Evernote は iPhone アプリに保存したデータは引き継がれない、よって同期に時間がかかると思ったがそんなことはなかった。ログインするだけで良く、サムネイルをダウンロードして表示するときに少し時間がかかった程度だった。
  • Google カレンダーにログインしたら、他のGoogleアプリの認証情報の入力が不要になっていた。楽チン♪
  • Moves。ログインしたら、旧 iPhone での記録を引き継いでいた。逆に、旧 iPhone で立ち上げてみたら、強制的にログアウトした状態だった。
  • ActivityDaiary。Moves とは連携済みのままだった。Evernote と連携しようとしたところ、エラー。バックアップからの復元で半端に接続が残っているのか?一度Evernoteとの連携を承認画面で切断できたので切って、再度接続したらうまくいった。面倒だったら、アプリを再インストールするといいかもしれない。
  • LINE。本人確認する > 日本を選択し、電話番号入力し、番号認証 。SMS で認証番号が 10 分以上待っても来ない。通話による認証で認証した。友達自動追加、友達への自動追加を許可はオフにして次へ
    参考 → LINE に電話番号を登録して SMS が届かないトラブルを電話での認証で解決しました♪ – oki2a24

4-7. 課題

  • App Store がなぜか英語。日本の App Store になっていないのではないか?旧 iPhone では日本語で日本の App Store だった。
    → 解決した。App Store をいじっていたら、国を変えますか?というメッセージが表示されたので、OKした。その時は日本に変わらなかったが、しばらくしたら日本の App Store になっていた。おそらく、変更してからホームボタン2回押しでバックグラウンドから App Store を削除したからだと思う。

おわりに

本投稿を書きながら、ということもあり、半日ほど時間がかかってしまいました。けれども押さえるべきポイントは冒頭に挙げた 4 つのみですので、あまり苦労はいたしませんでした♪

あとは、課題がかいけつできれば、、、それまでは iTunes からのアプリ購入となるかしらね。

なお、作業にあたっては次のページが参考になりました!ありがとう存じます!

以上です。

「iPhone 5s から iPhone 6s Plus へすべてのデータを引き継ぐ手順【iTunes】【SoftBank】」への1件の返信

コメントを残す