作業リストがあって、項目・担当・かかる時間、がございます。担当ごとにかかる時間の合計を確かめたいのですけれども。。。
スプレッドシートの別の場所に各担当ごとのかかる時間の合計を表示するようにできましたのでメモいたします。
ポイント
- SUMIF ← 合計対象に条件を含ませることができる
- SUMIF(検索範囲, 検索キーワード, 合計範囲)
- 条件にはワイルドカードを指定することができる。これにより、セルに検索キーワードが含まれていれば合計範囲の数字を使用するようにできる。たとえば検索範囲に「担当者A、担当者B」というセルがある場合、検索キーワード「担当者A」ではヒットしないが、「*担当者A*」ならヒットする
- エクセルでもまったく同じように実現可能
練習用データ
作業 | 担当 | かかる時間 |
おたま用意 | ミリベス | 1 |
ため息用意 | ソダン、レニガッツ | 1 |
扉の前で途方に暮れる | レニガッツ | 5 |
カバ(オーガ)監視 | ミリベス | 8 |
おたま渡す | ミリベス | 1 |
自分の心折る | ソダン | 9 |
緑色になる | レニガッツ | 3 |
名所を説明する | ソダン | 4 |
青教に勧誘する | ソダン | 8 |
実際にやってみましたの♪
具体的なセルの指定はいたしません。手順と、投稿最初の画像を参考に実際に手を動かしてくださいまし。練習用データはすでにスプレッドシートに入力済みといたします。
- どこか任意の場所に「担当」「かかる時間の合計」の表を作成する。「担当」は「ミリベス」「ソダン」「レニガッツ」、「かかる時間の合計」は空白となる。
- 「担当」のセルの担当者は「*」で囲む。たとえば「ミリベス」なら「*ミリベス*」とする。
- 「*ミリベス*」の「かかる時間の合計」を算出していく。「*ミリベス*」の「かかる時間の合計」を表示するセルで、 =SUMIF(練習用データの担当の範囲, *ミリベス*のセル, 練習用データのかかる時間の範囲) の内容を入力する。
以上でミリベスのかかる時間が表示できました。残りの各担当を簡単に表示できるようにするために、ミリベスの計算式にさらに手を加えます。絶対参照にする部分がございます。この一手間で、残りの作業がずいぶんと楽になりますの!
やっていることは、「練習用データの担当の範囲」「練習用データのかかる時間の範囲」を絶対参照に変更し、オートフィルした時もこれらの範囲が変わらないようにする、ですの♪
- =SUMIF(練習用データの担当の範囲, *ミリベス*のセル, 練習用データのかかる時間の範囲) の「練習用データの担当の範囲」のどこかにカーソルを合わせる。
- 「F4」をタイプ。
- 「練習用データの担当の範囲」の最初のセル、最後のセルの列と行の前に「$」が付く事を確認する。
- オートフィル(セル右下の「■」をドラッグ)して残りの担当者の合計が出る。
なお、絶対参照について復習したいのでしたら、以前のこの投稿が参考になりますの。
おわりに
SUMIF 関数の説明の本家本元はこちらでございますの♪しっかりと理解いたしましょう!
ちなみに、「エクセル 合計 条件 含む」などと検索いたしますと、同じことがエクセルでもできることが分かりますの♪
エクセルでもできる、、、と言いますよりも、Google ドライブのスプレッドシートでも同じことができるように関数を実装した、ということなのだと思いますけれども♪
以上です。