今更なのですが、わたくしが Eclipse (使っているのは Pleiades All in One 日本語ディストリビューション)で CakePHP の調べ物をしたりするときに、お手軽にセットアップしている方法をメモしておきます。
前提
- Windows 7 Home Premium 32bit
- Pleiades All in One 日本語ディストリビューション 32bit JRE あり PHP を導入済み。解凍したディストリビューションは C:\pleiades とリネームした。
※もちろん C:\pleiades\xampp\setup_xampp.bat を実行して、xampp のセットアップも済んでいます。
手順
1回だけやること
- CakePHP: 高速開発 php フレームワーク。 Home から CakePHP をダウンロードします。C:\pleiades\xampp\htdocs に置いて解凍し、cakephp-2.2.1 などとフォルダをリネームします。
この操作の目的は、開発前のまっさらな状態の CakePHP を用意することです。雛形、というイメージです。
ちょっと調べ物をするために新しいプロジェクトを作りたいときに、cakephp-2.2.1 そのものをコピーしたり、設定ファイルなど一部をコピーして済ませられるので、何かと便利です。
また、毎回CakePHP をセットアップするときは、たとえば DebugKit プラグインを入れているということがあると思います。その場合、この雛形プロジェクトに予め入れておけばその分の手順を省くことができますね。賢い方法です。
雛形 CakePHP にまとめておいてもよいと思うもの
DebugKit プラグイン以外は、公開するときは別の値にしっかり変えて、セキュリティを低下させないように気をつければ大丈夫でしょう。
- CakePHP DebugKit
- app/Config/core.php の Security.salt
- app/Config/core.php の Security.cipherSeed
- app/Config/database.php と プロジェクトごとのデータベース
CakePHP のプロジェクトのお手軽セットアップ方法
- cakephp-2.2.1 をコピー、同じフォルダに貼り付け、リネームします。
- リネームしたフォルダ名をコピーしておきます。
- Eclipse で、ファイル > 新規 > PHP プロジェクト、をクリック
- プロジェクト名に、リネームしたフォルダ名を貼り付けます。
- 警告「指定された外部ロケーションはすでに存在します。プロジェクトがこの場所に作成される場合、ウィザードは既存ソースの検出を自動的に試み、ビルドパスを適切に構成します。」が表示されることを確認します。
- 「完了」をクリック
おわりに
以上です。CakePHP のある機能だけを実際に作ってみて調べたい、というときに昨日まで別の作業をしていたプロジェクトにさらに手を加えて、、、ということをしていると何かへんなことが起きたときに原因を特定しづらくなりします。
ですのでわたくしは少し手間をかけてできるだけ新しくプロジェクトを作るようにしています。
「CakePHP2 を Eclipse で開発するまでのセットアップ手順をメモします♪」への1件の返信
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