概要
今まで作成した WordPress 子テーマを使ってきました。それらは WordPress を運用しているサーバに置いてあります。
このままではサーバに障害が起きて、なにかの拍子に消えてしまいます。別構いませんけれども、せっかくなので保存しておきたいのです。
そこで、GitHub にホスティングしました。
今回はその記録です。
ライセンス
WordPress 本体と同じ、次としました。
- GPLv2。正式名称は GNU General Public License, version 2
以下、参考ページです。
- GNU Public License | WordPress.org
- 日本語 « WordPress のライセンス – GNU General Public License –
- WordPress のライセンスを分かりやすく解説した「はじめてのGPL」が公開される – Capital P
- 意外と知らない!? WordPressのライセンスについて(穂苅智哉のKUSANAGI高速セキュリティコラム) | ディーアイエスソリューションSI事例サイト
準備など
- WordPress をホスティングしているサーバで作業する。
yum install git
で git をインストールしておく。- git に ユーザ名とメールアドレスと登録しておく。
git config --global user.email oki2a24@gmail.com git config --global user.name oki2a24
作成済み WordPress テーマを GitHub へホスティングする手順
次のテーマを例として進めます。
- テーマ名: oki2a24.com, Twenty Sixteen Child
- テーマのディレクトリ: oki2a24com-twentysixteen-child
- GitHub で GPL ライセンスでリポジトリを作成する。
- WordPress サーバへ SSH ログインし、子テーマのディレクトリへ移動する。
- 次のコマンドで WordPress サーバの作成済み子テーマと GitHub のリポジトリをつなぐ。
git init git remote add origin https://github.com/oki2a24/oki2a24com-twentysixteen-child.git git fetch git checkout master
- スクリーンショットがある場合は README.md を編集する。
- 次のコマンドでコミットする
git add -A git status git commit
- 次のコマンドで、GitHub へ反映する。
git push origin master
おわりに
Twenty Seventeen の子テーマから、WordPress サーバで直接 Git を使いながら GitHub へホストし、子テーマを作成していました。
GitHub での公開をリリースととらえるならば、開発とリリースが同時にできるのはとてもおもしろい体験でした。
今回は、そうしてこなかった今までのテーマを GitHub へホストするという記録です。別のサーバへ引っ越し、そこで子テーマを作成する際、今回の記録が役に立つことでしょう。
以上です。