サーバ監視に Ganglia というものを使ってみようと思いますの♪
まずは、インストール!の前に簡単に環境を整理しますわ。
- 管理する、監視する、結果を受け取って表示するサーバの gmetad(Ganglia Metadata collection daemon)
- 管理される、監視される、状態を送るサーバの gmond(Ganglia Monitoring daemon)
これらをわけて別々のサーバにインストールすることが定石のようです。けれども、最初の一歩の練習ですので、両方共同じ端末にインストールしますわ!
。。。と思いためしてみたのですけれども、失敗しました><。今回はその記録です。
失敗内容
- 監視サーバで、PHP のエラーで収集結果を表示できない><
環境
- CentOS release 5.10 (Final)
- Apache 2.2.3
- PHP 5.4.21
- EPEL、Remi、RPMforge 導入済み
ちなみに確認コマンドは上から
- cat /etc/redhat-release
- httpd -v
- php -v
- ll /etc/yum.repos.d/
ですの。
Ganglia のインストール
監視サーバ gmetad のインストール
監視するサーバ、監視対象のデータを受け取って、このサーバで表示しますサーバのインストールです。
次のページを参考にしまして、ganglia-web だけインストール時に指定します。URL を見ますと日立ですし、信頼性のある情報のような気がします。
yum install ganglia-web
そうしますと依存関係の解消のために全部で次のパッケージがインストールされました。とっても楽ちんですの♪
=============================================================================================== Package Arch Version Repository Size =============================================================================================== Installing: ganglia-web i386 3.1.7-3.el5.rf rpmforge 114 k Installing for dependencies: ganglia i386 3.1.7-3.el5.rf rpmforge 399 k ganglia-gmetad i386 3.1.7-3.el5.rf rpmforge 35 k gettext i386 0.17-1.el5 base 2.4 M libconfuse i386 2.6-2.el5.rf rpmforge 56 k libdbi i386 0.8.1-2.1 base 35 k perl-rrdtool i386 1.4.7-1.el5.rf rpmforge 52 k rrdtool i386 1.4.7-1.el5.rf rpmforge 906 k ruby i386 1.8.5-31.el5_9 base 279 k ruby-libs i386 1.8.5-31.el5_9 base 1.6 M xorg-x11-fonts-Type1 noarch 7.1-2.1.el5 base 1.5 M Transaction Summary =============================================================================================== Install 11 Package(s) Upgrade 0 Package(s) Total download size: 7.3 M
監視サーバ gmetad の設定
まずは自動的に起動するようにいたしました。
# 自動起動設定 chkconfig gmetad on # 自動起動確認 chkconfig --list | grep gmetad
勉強で試験環境へのインストールですので、http のアクセス制限をなくしました。
# 設定ファイルバックアップ cp -a /etc/httpd/conf.d/ganglia.conf /etc/httpd/conf.d/ganglia.conf.org # 設定ファイル編集 vim /etc/httpd/conf.d/ganglia.conf
具体的には、<Location /ganglia> 以下をコメント化し、次のようにいたしました。
# # Ganglia monitoring system php web frontend # Alias /ganglia /usr/share/ganglia #<Location /ganglia> # Order deny,allow # Deny from all # Allow from 127.0.0.1 # Allow from ::1 # # Allow from .example.com #</Location>
設定反映のために Apache を再起動しました。
# Apache 再起動 /etc/init.d/httpd restart
そしてこれからようやく gmetad の設定ファイルを編集していきます。まずはバックアップして、、、、なのですが、よくわかりませんので特に内容変更をしませんでした。
cp -a /etc/ganglia/gmetad.conf /etc/ganglia/gmetad.conf.org vim /etc/ganglia/gmetad.conf
そしていよいよ gmetad の起動です♪
/etc/init.d/gmetad start
そしてウェブブラウザから確認してみました♪そうしましたら、、、!、次のような画面となり、エラーです!
エラー内容を見てみますと、PHP のエラーです。
Deprecated: Function split() is deprecated in /usr/share/ganglia/auth.php on line 19
特に気になりましたのが、上記の PHP 5.3.0 で 非推奨となった関数のエラーです。
まさか、、、監視サーバの PHP バージョンが高すぎる!?のでしょうか。
それとも、監視対象(ノード)が無いからでしょうか?早速インストールしてみましょう。
監視対象(ノード)gmond のインストール
先ほどと異なり、素直に ganglia-gmond を指定すればよいです。
yum install ganglia-gmond
監視サーバ gmetad がすでにインストールされていますので、指定したパッケージのみインストールされました。しかもこのパッケージ、61 k と随分と小さいサイズですの♪
=============================================================================================== Package Arch Version Repository Size =============================================================================================== Installing: ganglia-gmond i386 3.1.7-3.el5.rf rpmforge 61 k Transaction Summary =============================================================================================== Install 1 Package(s) Upgrade 0 Package(s) Total download size: 61 k
監視対象(ノード)gmond の設定
こちらもまずは、自動起動ですわ。
# 自動起動設定 chkconfig gmond on # 自動起動確認 chkconfig --list | grep gmond
続いて、gmond 設定ファイルの バックアップ、編集ですけれども、やはり内容の変更はいたしませんでした。
cp -a /etc/ganglia/gmond.conf /etc/ganglia/gmond.conf.org vim /etc/ganglia/gmond.conf
そして監視ノードパッケージ、gmond の起動ですの!
etc/init.d/gmond start
これで再度ウェブブラウザから確認してみますと、、、!、やっぱりダメですの><。どこがおかしいのかしら?
おわりに
エラーの原因を調べてみましたが、なんとなくですけれども、PHP のバージョンの問題であるように感じます。
Ganglia は避けたほうがよろしいかしら。
それはともかく、次のサイトが参考になりました。ありがとう存じます♪
以上です。
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