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植物学的には楓と紅葉は仲間。どちらもカエデ
- 植物のモミジとカエデはどちらもカエデ属カエデ科の生物
- モミジは日本の呼び方で10種類ほど、カエデは世界で認識されていて数百種類ある。
- 葉の形から、モミジ、カエデが区別される。
- モミジは葉の切れ込みの数が5 〜 7 程度で、切れ込みが深く、それぞれの葉が細い印象。
- カエデは葉の切れ込みの数がモミジより多く、切れ込みが短く、それぞれの葉が太い印象
- サトウカエデ(Acer saccharum)、ハウチワカエデ(Acer japonicum)など。
- イロハモジミ(Acer palmatum)、オオモミジ(Acer amoenum)など。
- どちらも種に羽がついており特徴的。片翼の翼果が1ヵ所に2つ着き、種子側で密着する。
- モミジもカエデも日本人に親しまれている。秋の紅葉狩り以外にも、例えば盆栽。人気はモミジの方が高い印象。
カエデについて
- カナダの国旗の葉は、サトウカエデ。
- サトウカエデは樹高 30 〜 40 mにもなり、日本の秋に紅葉を楽しむモミジやカエデと比べると葉も大きい印象。
- メープルシロップはサトウカエデの樹液から作られる。
- サトウカエデは木材としても利用される
- カエデは葉がカエルの手の形に似ていることから、カエルデ → カエデ → 楓、と名付けれられた説がある。
- メグスリノキ(Acer maximowiczianum)は漢方薬の原料となる。
- 木材としても用いられる。建築材、家具、ボーリングのピン、バットなど。2種類あり、ハードメイプル(= サトウカエデ)、ソフトメイプル(ハードメイプルより25%柔らかいとされる)。