普段だったら、コンピューターのプロパティからシステムのプロパティを表示し、環境変数のシステム環境変数の path から設定する「パス」をコマンドプロンプトから設定します。
なお、今回の設定はコマンドプロンプトを閉じると無効になります。
コマンドプロンプトで一時的にパスを通す方法
- 現在のパスの確認方法 path
- パスを通す方法 set path=%path%;C:\pleiades\xampp\php
「;」が必要かどうか、事前に現在のパスを確認すること
実際にやってみるとこうなりました。
パスの確認
path
結果
PATH=C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Windows Live;C:\windows\system32;C:\windows;C:\windows\System32\Wbem;C:\windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;C:\Program Files\Windows Live\Shared;C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_25\bin;C:\app\ant\bin;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem\
パスを設定
set path=%path%;C:\pleiades\xampp\php
先ほどのコマンドでパスの確認
PATH=C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Windows Live;C:\windows\system32;C:\windows;C:\windows\System32\Wbem;C:\windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;C:\Program Files\Windows Live\Shared;C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_25\bin;C:\app\ant\bin;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem\;C:\pleiades\xampp\php
パスを通す前と後で比較しました。
- パスを通す前
- C:\pleiades\xampp\php\php.exe -v 動いた。バージョンが表示された。
- php -v 動かなかった。
- パスを通した後
- C:\pleiades\xampp\php\php.exe -v 動いた。バージョンが表示された。
- php -v 動いた。バージョンが表示された。
つまり語弊を恐れず言うと、「パスを通す」と「コマンドを短縮できる」のですね。