外部プログラムから FileMaker のテーブルデータを取得したい、テーブルに挿入したい更新したい削除したい。FileMaker はデータベース、つまりデータソースとして使いたい。
迷ったり混乱したりの末になんとか設定できましたので、そのやり方をノートしておきますの♪
環境
- Windows 7 Professional 32 bit
- FileMaker Pro Advanced 14
知識
より。
- FileMaker クライアントドライバを使用して FileMaker データソースに接続し、ODBC を使用して SQL クエリーを構築および実行し、FileMaker データベースソリューションから取得したデータを処理します。
- ホストされる FileMaker Pro データベースへのアクセス制限: FileMaker Pro 最大5の接続、およびローカルアクセス(同じコンピュータ)のみサポート。
- 複数の FileMaker データベースファイルを使用する場合、データベースはすべて同じコンピュータ上にあることが必要
- FileMaker クライアントドライバは別途インストールが必要
- FileMaker クライアントドライバを使用する場合は、ポート 2399 を予約する必要がある。
FileMaker ODBC クライアント ドライバのインストール
- xDBC クライアントドライバ for FileMaker 14 の Win 版をダウンロード
- ダウンロードした FM14.0v1_xDBC_14.0.10.exe を実行
- 解凍されたフォルダの ODBC インストーラーを実行。今回は FMODBC_Installer_Win32.msi
FileMaker ODBC クライアント ドライバの設定
- データソースとしてアクセスする個々の FileMaker データベースファイルに対して DSN を作成します。
FileMaker 操作
- データソースとしてアクセスする FileMaker ファイルを作成する。
- ファイル > 共有設定 > ODBC/JDBC 設定を有効にする。
- 次を設定し、[OK]
- ODBC/JDBC 共有: オン
- [すべてのユーザ] にチェック
- データソースとしてアクセスする FileMaker ファイルを立ち上げておく。この後の接続テストで合格するまでずっと立ち上げておくこと
コントロールパネル操作
- コントロールパネルで [管理ツール] > [データ ソース (ODBC)]
- [システム DNS] タブ、[追加] > [FileMaker ODBC] を選択 > [完了]。[FileMaker DSN の構成] ダイアログボックスが開く。
- [次へ] > [名前]、[説明] を入力し(説明への入力は任意)、[次へ]
- [ホスト] は localhost のまま、[ホストに接続して使用可能なデータベースの名前を取得。] にチェックし、[次へ]
- データベースとして、FileMaker ファイルが表示されるので選択。日本語を扱う場合は [エンコード設定] で [アプリケーション用の言語設定を自動検出] にチェックし [OK]。[次へ]
- [完了]
データソースとしての FileMaker への ODBC 接続テスト
引き続き、コントロールパネル操作から行います。
- 作成した DSN を選択し、[構成]
- [テスト] が表示されるまで [次へ] をクリックし、[テスト]
- 次を入力
- ユーザID: Admin
- パスワード:
- [テストは正常に完了しました。] と表示されるのを確認する。
おわりに
次のページが参考になりました。ありがとう存じます!
- FileMaker® 14 ODBC と JDBC ガイド
- FileMakerに対してODBCで接続する場合 インストール場所に注意 – The Voyage of a neuromancer
このページにある心配ごとは発生しませんでした。ホッとしました。
以上です。