手元の開発環境、MacBook Pro Retina 2012 での Boot Camp で Windows 10 Pro 64bit、で試験やイントラネット内でウェブサービスをテストしたり使ったりすることを念頭に、前回は IIS を有効にして外部 PC やスマホのウェブブラウザからアクセスできるようにいたしました。
ウェブアプリ、ウェブサービスといえば、データを永続的に保存するのにデータベースを使用する機会が多くございます。
ですので、今回は開発環境のローカル PC である Windows 10 Pro 64bit に SQL Server 2014 Express と、その管理ツールである SQL Server Management Studio Express を導入いたします♪
ダウンロード
より、次をダウンロードいたしました。サイズが大きく、10 ~ 15分ほどかかるかと存じます。
- ExpressAndTools 64BIT\SQLEXPRWT_x64_JPN.exe 889.9 MB
インストール開始から、失敗まで
- ダウンロードした、SQLEXPRWT_x64_JPN.exe を実行
- 展開ファイルの場所はそのままで [OK]
- SQL Server インストールセンターが立ち上がる。[インストール] > [SQL Server の新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します]
- ライセンス条項。[ライセンス条項に同意します。] にチェックし、[次へ]
- Microsoft Update。[Microsoft Update を使用して更新プログラムを確認する (推奨)] にチェックし、[次へ]
- 機能の選択。デフォルト (LocalDB 以外の全てにチェック) のまま、[次へ]
- データベース エンジン サービス
- SQL Server レプリケーション
- クライアント ツール接続
- クライアント ツールの旧バージョンとの互換性
- クライアント ツール SDK
- 管理ツール – 基本
- 管理ツール – 完全
- SQL クライアント接続 SDK ← チェック入っているが、選択不可
- 機能ルール。失敗した。Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 が必要とのこと。
Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 インストール
[失敗] リンクをクリックしてみますとどうやら「.NET Framework 3.5 を有効」すればよいようですの。
ですので、SQL Server 2014 セットアップは [キャンセル] しまして、次の作業をいたしました。
- Window ボタンを右クリック > [コントロールパネル] > [プログラム] > [Windows の機能の有効化または無効化]
- [.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)] にチェック
- [OK]
- [一部の機能のインストールを完了するには、Windows Update でファイルをダウンロードする必要があります。] と表示されるので [Windows Update からファイルをダウンロードする]
これで、Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 が有効になったはずです。
再び SQL Server 2014 Express と SSMS のインストール
- [インストール開始から、失敗まで] の手順を行い、[機能の選択] の次の画面へ行く。
- インスタンスの構成。[名前付きインスタンス] にチェックし、内容はデフォルトのままの [SQLEXPRESS] とする。[次へ]
- サーバーの構成。[サービス アカウント] はデフォルトのまま、[照合順序] もデフォルトの [Japanese_CI_AS] まま、[次へ]
- データベース エンジンの構成。下記設定し、[次へ]
- サーバの構成: 認証モードを [混合モード (SQL Server 認証と Windows 認証)] にし、パスワードを設定
- データ ディレクトリ、ユーザー インスタンス、FILESTREAM はデフォルトのまま
- 完了。[閉じる]
SSMS へのログイン確認
- [スタートメニュー] > [すべてのアプリ] > Microsoft SQL Server Management Studio
- [サーバーへの接続] ウインドウで認証を求められる。次を入力して、[接続]
- サーバーの種類: データベース エンジン
- サーバー名: デフォルトのまま
- 認証: SQL Server 認証
- ログイン: sa
- パスワード: インストール時に設定したパスワード
ログインに成功しましたら OK ですわ!
[Windows 認証] でログインしてもよかったのですけれども、Visual Studio での接続文字列は SQL Server 認証を用いるでしょうから、このようにいたしました。
おわりに
ローカル IIS の構築、ローカル SQL Server 2014 Express の構築が完了しました♪
これで、ASP.NET のウェブアプリを、ローカルを公開サーバとして扱うことができるようになった、、、はずです。
今後は、MVC5 ウェブアプリをローカル IIS へデプロイし、スマホや他の PC からアクセスできるように試みたいですの♪
今回、次のページが参考になりました。ありがとう存じます!
- SQL Server Express を活用しよう | クリエイティブ Web
どれを選べばよいのか、また、SQL Server Express はどんな性能かを解説されている。良ページ - SQL Server 2014 Express with Tool のインストール | クリエイティブ Web
- SQL Server 2008 Express の設定 | クリエイティブ Web
SSMSE インストール後の初回起動時に、どうやってログインすればよいのか、迷わずに済んだ♪
以上です。