ポイント
- まず肉とカレールー(野菜以外のすべての材料)を鍋に入れて混ぜる。野菜は混ざったあとに入れる。
- トマト缶が全形、ホールの場合は、握りつぶすとトマトの汁が飛び散る。そこで、親指人差し指中指でまずトマト缶の全形トマトを小さくちぎると飛び散らない。
- 野菜を鍋に入れるとき、かき混ぜる手のカレーを落としながら入れると、あとで手を洗うのが楽になる。
- サラダ油は入れない。
- カレーはまず弱火で 1 時間煮込む。豚パイカの軟骨の柔らかさを確認すると大体固い。そこで弱火でさらに 1 時間ほど煮込む。時間は適当に調整する。
材料
- パイカ: 600 g
- ピーマン: 7 個
- タマネギ: 3 個
- ニンジン: 1/2 本
- トマト缶: 1 缶
- おろししょうが: ひとかけ分
- おろしにんにく: ひとかけ分
- カレー粉: 大さじ 4
- 塩: 小さじ 2
本来のレシピですと、「サラダ油: 大さじ 4」を入れるのですけれども、省きました。少しあっさりとした味に仕上がります♪
ピーマンはレシピを見ると 8 個なのですけれども、こぶりなもの 6 個、大きいもの 1 個としました。また、タマネギは 2 個のところを、普通サイズ 1 個、こぶりサイズ 2 個としております。普通サイズは「札幌黄」を使いましたわ♪
また、ニンジンはレシピには本来書かれておりませんでしたけれども、入れました。
野菜の種類、量は適当でよいと存じます。いろいろ試して、いろいろ楽しく作っていただきましょう♪
作り方
- 野菜を一口大にカットする。
- パイカ、トマト缶、おろししょうが、おろしにんにく、カレー粉、塩、を鍋に入れる。
- 鍋の中身をかき混ぜる。
- 残りの野菜を鍋に入れ、軽くかき混ぜる。
- 数時間おいて、なじませる。(時間がなければ省略可能)
- 1 時間弱火 (IH 火力 2) で煮込む。
- 鍋の中身をかき混ぜ、パイカの軟骨の固さを確かめる。大抵は固いので、固さに応じて 1 時間を目安にさらに煮込む。
- パイカの軟骨の固さを確かめて、やわらくなったら完成
野菜を最後に入れ、しっかりとかき混ぜないのは、野菜で手についたカレーを落としているからですの。それ以上の深い理由はございませんので、野菜もしっかり揉み込んでおきたいのであれば、そのようにしてよいと存じます。
逆に、1 時間煮込んで鍋の中身をかき混ぜているのは、最初に揉み込んでいなかった分を補うためですわ。煮込む前に鍋に入れる野菜の最後の方は、乗せる、という形になりますので、この段階でしっかりとかき混ぜます。
パイカの煮込み時間は合計 2 時間としております。何度か作ってみて、パイカは 2 時間煮込んで軟骨を柔らかくするのを標準といたしました。とはいえ、鍋や料理、環境によってやわらかくなるまでの時間は変わってくると思いますので、試食をしながら仕上げることが大事ですの!
おまけ。パイカとは
パイカとは、豚バラ肉の周辺にある軟骨のこと。豚1頭からパイカは500グラムほどしか取れない貴重なお肉です。豚バラ軟骨はバラ肉のブロックを切り落とした後に捨てられることが多いのですが、実は軟骨の周りは肉がかなり残っています。
引用元のページにはパイカ料理が食べられるお店やパイか料理の写真がございます。
また、実際に食べたレポートもございました♪
ポイントでも紹介いたしましたけれども、パイカは火を通しただけでは固いです。ですので柔らかくなるまで煮こむなどある程度時間をかけての調理が前提となるかと存じます。
充分に煮こむと、少し固いものの簡単に噛みちぎることができます。コリコリとした歯ごたえと、骨周りの肉の美味しさのハーモニーが素晴らしいですの♪カレーのような強い味付けでも豚肉の味をしっかりと感じることができます!
ですので、カレーにピッタリですの♪おでんの具として「牛すじ」が大変おいしゅうございますが、パイカでつくってもきっと美味しいですわね♪
おわりに
以上です。