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問題なきよう備えておくことを日常にしますの → 【注意】iPhone向け2段階認証アプリ『Google Authenticator』をアップデートすると設定が初期化される模様

はっきり申しまして、「初期化される模様」ではなく「初期化される」ですの。だってわたくし初期化されましたもの。ですけれども別に困っておりませんわ。

別の手を使って 2 段階認証ログインできますもの。

調度よい機会ですの。Google の 2 段階認証について、あらためて調べましてまとめますわ。次の2点ですの。

  • iPhone アプリを使用しないで 2 段階認証する方法
  • 設定が初期化されてしまった Google Authenticator アプリに再び Google を登録して認証用コードを表示させる方法

iPhone アプリを使用しないで Google に 2 段階認証する方法

そのためには事前にバックアップ確認コードを控えておくことが大事。発行方法!

これは、事前に次の方法で準備する必要があります。「備えよう」ですの。

  • バックアップ確認コード」を使用すればiPhone向け2段階認証アプリ『Google Authenticator』が初期化されても Google にログインできる

あくまでも、Google にログインする方法でございます。このバックアップコードを使用しても、たとえば WordPress の Google Authenticator プラグインを使用した 2 段階認証は突破できませんでしたし、LastPass の Google 2 段階認証もバックアップコードではログインできませんでした。

いえ、もしかしたらバックアップ確認コードを使ってログインできる Google 以外のサービスも有るのかもしれません。やってみる価値はあると思います。

バックアップコードの取得方法は、次のとおりです。

  1. Google にログイン、ページ右上のサムネイルをクリックし、ポップアップを表示。「アカウント」をクリック
  2. 左メニュー「セキュリティ」をクリック
  3. ページ下のブロック、2 段階認証プロセスのタイトル横の「編集」をクリック
  4. パスワードを求められるので入力し、ログイン
  5. 移動した「XXX Google の アカウント XXX の 2 段階認証プロセスは有効です。」ページのコードを受け取る方法ブロックにある「バックアップ コードを表示 」をクリック
    スクリーンショット_2013-09-05_21.20.18.png
  6. 「バックアップ確認コードを印刷」ページが表示される。これを保存する。
    スクリーンショット_2013-09-05_21.20.53.png

ログインしましてから、「アカウント」に移動するところが一番むずかしいのではないでしょうか。アカウントページに行きさえすれば 2 段階認証は「セキュリティ」と自動的に結びつく、、、つかないかもしれません。ここも難しいかもしれません。

ですがここまで移動できれば、あとは「2 段階認証プロセス」→「バックアップ コードを表示 」と目指すものそのものですから進むことができるかと思います。

それでは実際にバックアップコードを使ってログインしてみましょう。

  1. 「2 段階認証プロセス」ページで「電話をお持ちでない場合」をクリック
    スクリーンショット_2013-09-05_20.50.33.png
  2. バックアップ コードを使用する」を選択、「OK」
    スクリーンショット_2013-09-05_20.51.40.png
  3. バックアップコードを入力し、「確認」。3ケタ数字、スペース、2ケタ数字、スペース、3ケタ数字、とスペース有りのまま入力しても大丈夫
    スクリーンショット_2013-09-05_20.53.45.png
  4. ログイン完了!
  5. Google からバックアップコードを使用してログインした旨のメールが届く。残りの使用回数の他、2 段階認証プロセス設定へのリンクなどがある。
    スクリーンショット_2013-09-05_20.57.34.png

といいますか、ここで実践したことは次の Google 本家のヘルプページで丁寧に解説されておりますの><。

とはいえ、難しいことはなにもありません。事前にバックアップ確認コードを印刷や保存していたかどうか、だけでございます。

または、バックアップコードの他に、携帯電話にメールを送る方法などもあるようです。こちらは試しておりませんので、触れません。

まだ安心してはいけません!iPhone向け2段階認証アプリ『Google Authenticator』にGoogle を登録するのです!

ここからは「設定が初期化されてしまった Google Authenticator アプリに再び Google を登録して認証用コードを表示させる方法」になります。

  1. 「XXX Google の アカウント XXX の 2 段階認証プロセスは有効です。」ページ「コードを受け取る方法」ブロック「モバイル アプリケーション」の「別の携帯端末に移動」をクリック
  2. 「iPhone」を選択、「次へ」
  3. iPhone向け2段階認証アプリ『Google Authenticator』を起動し、バーコードをスキャン、iPhone に表示された数字をGoogle 認証システムの設定ポップアップのフォーム「コード」に入力し、「確認して保存」
    スクリーンショット_2013-09-05_21.32.35.png

これは結構迷いました。初期化されてしまっただけで引き続き iPhone を使用しますので、「別の携帯端末に移動」はしませんの。。。ですけども他にそれらしきリンクもありませんし、、、結局はこのリンクで大丈夫でした。

おわりに

このニュース、わたくし意味がわかりませんでしたの。あ、いえ、読みなおして徐々にわかってきました。

最初に思ったことは、アップデートしなくとも、iPhone が壊れた場合でも、そんな悲劇が起こらなくとも、指が滑って Google Authenticator アプリを削除してしまった場合でも今回のことはおこりうるお話ですの。

一体なにをそんなに取り挙げる必要があるでしょうか?いつだって iPhone は気がついたら壊れていて、オタッシャ重点だといいますのに。。。

ですけれどもだんだんわかってきました。というのは、失って悲しい!というニュースだと素直に読んでいました。けれども、その裏側には、リセットするならするって言ってよね!突然リセットされたら対応しようがないじゃないの!アンブッシュ、ヒドイ!と恨みつらみがにじみ出てきておりまして、要するに Google を責めたいのだと思いました。

甘いですのー♪お金を払ってサポートを受けているわけではございませんので、突然の事態には備える事を最低限と定めたいですわ。ええ、自分自身に申し上げておりますの。

そんなことをあらためて感じました。

とはいえ、まだ懸念はあります。WordPress の Google Authenticator プラグインを使用した 2 段階認証は突破できませんでしたし、LastPass の Google 2 段階認証もバックアップコードではログインできませんでした。ニュースページにも、「Dropbox、Google Apps、DreamHost、Twilio、Evernoteなどなどのアカウントをすべて失った。」とあります。

iPhone のGoogle Authenticator アプリにサイトを登録するにはログインしている必要がありますから、ログアウト状態でアプリが初期化されるとログインする手段がなくなります。

WordPress の Google Authenticator プラグインはデータベースの値を直接書き換えてプラグインを無効にすればよいです。

また、LastPass は未ログイン状態でも 2 段階認証をオフにする方法へのリンクが認証コード入力ページにあります(最後まで確認はしておりません)。

ですから何らかの方法がありそうな気がします。特に Dropbox、Google Apps、Evernote は有名なサービスですし。もっとも根拠はありませんけれども。

なお、とりあげました iPhone アプリはこちらでございます。

以上です。

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