ポイント
- CentOS に Samba をインストールし、Mac から接続できるよう設定しておく
- ワークスペース選択するとき、CentOS は Mac の 「/Volumes/」ディレクトリに現れる。
- Mac の 「/Volumes/」ディレクトリに表示される名前は、Samba の設定ファイルで指定した文字列が使用される。本投稿では、「[112root]」としたため、「/Volumes/112root/」と表示される。
手順をノートする前に、前提
VirtualBox に CentOS がインストールされており、そこに IP アドレスが設定されていて、LAMP 環境が構築済みで、Samba もインストールされており Mac からアクセス可能。また、Eclipse インストール済み、という環境を想定しています。
具体的には、次の項目となります。思ったより、必要な前提が多いですね><。
- Mac の VirtualBox に開発環境として(セキュリティにはこだわらない) CentOS 5.9 インストール済み
→ 【VirtualBox】VPS 申込時と同等の開発環境を構築する手順【てとりあしとり】 | oki2a24
【VirtualBox】インストール直後のいつもの設定をメモ♪【CentOS 5.9】 | oki2a24 - 今回の CentOS 5.9 の IP アドレスは 192.168.56.112 とする
- CentOS 5.9 に LAMP 環境構築済み
→ VirtualBox で LAMP + PostgreSQL + APC + XDebug + PHPUnit の開発環境構築手順♪ | oki2a24 - CentOS 5.9 に Samba(Version 3.0.33-3.39.el5_8)インストール済み
→ Mac から VirtualBox の CentOS 5.9 のすべてへ Samba からアクセスします♪ | oki2a24 - Mac から CentOS 5.9 へ Samba を通して接続するための設定として、/etc/samba/smb.conf に下記を変更・追加済。Mac からは 「112root」で CentOS へ接続することになる。
security = share
[112root] comment = All path = / public = yes writable = yes force user = root
- Mac に Eclipse Classic 4.2.2 インストール済み
→ 【Mac】Eclipse Classic 4.2.2 をインストールしますメモ♪ | oki2a24
Eclipse ワークスペースを CentOS 5.9 に設定する手順
- VirtualBox の CentOS 5.9 を起動します。
- Eclipse を起動して、「Workspace Launcher」、または起動してから File > Switch Workspace > Other… から「Workspace Launcher」を表示します。
- Workspace: として、「/Volumes/112root/var/www/html」を選択し、OK をクリックします。
前提で、Samba のインストールと設定がきちんとされていれば、素直にワークスペースとして指定することができますね♪簡単です♪
おわりに
より一般的な方法として、Windows なら Pleiades All in One が、Mac なら MAMP(わたくしは試したことがありませんのでどれだけ楽かはわかりません)がございます。
ではなぜこんなに手間のかかることをしたかというと、本番とできるだけ同じ状態の開発環境を作りたいからです。わたくしは、WordPress だけ、PHP や MySQL だけ、ではなく、Linux の設定、Linux のチューニング、Linux の他のパッケージ、もろもろも勉強したいのです。
せっかく VPS 借りていますしね。XAMPP や MAMP はなんとなく、PaaS や SaaS に近いような気がいたします。どちらも使ったことなく、あてずっぽうでなんとなく申しておりますので全然見当外れかもしれませんけれどもね♪
以上です。
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