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Linux

Apache 設定ファイル 8 つの変更ポイント

前提

Apache バージョンは 2.2.3 でございます。

[root@oki2a24 ~]# httpd -v
Server version: Apache/2.2.3
Server built:   Jan 10 2013 08:22:14

Apache 設定ファイル /etc/httpd/conf/httpd.conf の 8 つの変更点

1.Web サーバにアクセスしたクライアントに返す Apache 情報を最小限に設定

ServerTokens OS

ServerTokens Prod

2.エラー表示時の連絡先(本当はメールアドレスがふさわしいですけれども、本ブログ用のメールアドレスはありませんのでダミー情報を設定しております)

ServerAdmin root@localhost

ServerAdmin https://oki2a24.com/

3.ドメインを設定(正確には、サーバが自分自身を示すときに使うホスト名とポート)

#ServerName www.example.com:80

ServerName oki2a24.com:80

4.ドキュメントルートを設定

DocumentRoot "/var/www/html"

DocumentRoot "/var/www/html/oki2a24.com"

5.ディレクトリとサブディレクトリのみに 適用されるディレクティブを囲む部分での、ドキュメントルートのパス指定

<Directory "/var/www/html">

<Directory "/var/www/html/oki2a24.com">

6.「-Indexes」でファイル一覧ページの自動生成禁止

Options Indexes FollowSymLinks

Options -Indexes FollowSymLinks

7..htaccess のすべての機能の使用を許可

AllowOverride None

AllowOverride All

8.エラーページにアクセスしたクライアントに返す情報をオフに設定(正確には、サーバが生成するドキュメントのフッタを設定しない、という意味)

ServerSignature On

ServerSignature Off

以上、8 つの変更を本ブログの Apache には施しております。

設定ファイルの変更点を一息にまとめるとこうです♪

[root@oki2a24 ~]# diff -f /etc/httpd/conf/httpd.conf.org /etc/httpd/conf/httpd.conf
c44
ServerTokens Prod
.
c251
ServerAdmin https://oki2a24.com/
.
c265
ServerName oki2a24.com:80
.
c281
DocumentRoot "/var/www/html/oki2a24.com"
.
c306
<Directory "/var/www/html/oki2a24.com">
.
c320
    Options -Indexes FollowSymLinks
.
c327
    AllowOverride All
.
c524
ServerSignature Off
.
[root@oki2a24 ~]#

あと、覚えておきたい関連コマンド

設定ファイルをいじるときは Apache でなくとも、バックアップをとりましょう♪

cp -ap /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org

設定ファイルを編集したら、設定再読み込みか再起動の前に、文法チェックをしましょう♪

# Apache 設定ファイルの文法チェック
apachectl configtest
# Apache 設定ファイルをリロード
/etc/init.d/httpd reload
# Apache を再起動

なお、設定ファイルのリロードは「service httpd reload」、再起動は「service httpd restart」でも同じです。ですが、「/etc/…」の方が「tab」キーでの補完が効きますのでこちらの方がなんとなく楽な気がいたしまして、わたくしはこちらをよく使います。

おわりに

わたくし、本ブログを動かしております Apache 設定にどのような変更しましたっけ?見たいです!ということがあります。ですけれども、投稿したことがなかったのですね!

なお、以前のこちらの投稿で同じ内容をすでに書いておりました。今回はその一部分を切り出してフォーカスした内容となりました。

また、今回の変更点はすべて本家の次のページに網羅されております。内容を確かめたい時、他の項目を編集したい時、とても役に立つことでしょう。もちろん、今回も大変助けとなりました。ありがとうございます!

以上です。

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