Mac クリーンインストール計画のねらい
- バッテリー持続時間が短くなったトラブルを解決できるかもしれない。
- 使っていないアプリが増えてきたため、必要なアプリだけに絞る。
- アカウント名、コンピューター名を変更する。
- ディスク容量をさらに空ける。
現在 2015 年 9 月下旬です。来月には Mac の新 OS がリリース予定とのことですけれども、バッテリーの持続時間がとても短くなってまいりましたので改善が狙えないものかと OS X をクリーンインストールいたしました。
何回かに分けて、その時に気がついたことや手順のメモを残したいと思います♪
対象の Mac 環境
- OS X Yosemite バージョン 10.10.5
- MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2012)
購入した時から、一度もクリーンインストールはしたことがございません。初めてですの。
OS のアップデートは毎回行っております。
クリーンインストール作業の大きな流れ
- バックアップ、事前準備
- OS X 再インストール
- 環境設定、アプリインストール、同期
- Boot Camp で Windows10 をインストール
今回は、バックアップ、事前準備についてメモを残します。
バックアップ、事前準備の項目
- インストール済みアプリのリスト化
- iTunes の認証を外す
- Mac の認証を外す(iCloud)
- iTunes ライブラリディレクトリ★
- Lightroom 5 のカタログディレクトリ★
- 写真アプリのライブラリファイル★
- 写真★
- Apple ID とパスワードの準備
- Wi-Fi ネットワークとパスワードの準備
まずは事前準備、バックアップの対象となる項目リストです。
★は Time Machine から復元できると思うけれども念のためと考えてバックアップいたしました。結果として Time Machine が使用できませんでしたので、大変助かりました。バックアップを取っていなかったらと思うとゾッといたします><。
1. インストール済みアプリのリスト化
以前調べた方法で、アプリケーションディレクトリを調べてリスト化いたしました。
このリストを元に、再びインストールするアプリ、もうインストールしないアプリを決めていきますの♪
2. iTunes の認証を外す
手順
次の公式サポートページにしたがって認証を解除いたしました。
3.Mac の認証を外す(iCloud)
手順の参考
ポイント
- Apple メニュー () > システム環境設定 > iCloud
- 「Mac を探す」のチェックを外す。
- iCloud からサインアウト
4. iTunes ライブラリディレクトリのバックアップ
外付け HDD に iTunes ライブラリをコピーいたしました。
手順
ポイント
- iTunes ライブラリを統合する。
すでに統合されていることは認識していたが、念のために行なった。 - 「iTunes」フォルダを外付けドライブにコピーする。
- iTunes > 環境設定 > 詳細 > “iTunes Media” フォルダの場所
- 「iTunes」ディレクトリを外付けドライブにコピー。「iTunes Media」ディレクトリではないので注意
やってみてメモ
コピーに 30 分ほどかかりましたわ><。Mac は SSD で、外付け HDD は USB 3.0 ですの。
5. Lightroom 5 のカタログディレクトリのバックアップ
外付け HDD に写真アプリのライブラリをバックアップいたしました。そして使用できることを確認いたしましたの。
参考手順は特にございません。
ポイント
- カタログを外付けドライブにコピー
- Lightroom > カタログ設定 > 一般 > 場所
- カタログディレクトリ「Lightroom」を外付けドライブにコピー
- カタログを設定
- option キー + Adobe Photoshop Lightroom 5.app で起動
- 外付けドライブにコピーしたディレクトリを選択
6. 写真アプリのライブラリファイルのバックアップ
外付け HDD に写真アプリのライブラリをバックアップいたしました。そして使用できることまで確認しましたの。
手順
ポイント
- 写真ライブラリファイルを外付けドライブにコピー
- 写真 > 環境設定 > 一般 > ライブラリの場所
- 「写真 Library.photoslibrary」を外付けドライブにコピー
- システムフォトライブラリを設定
- option キー + 写真.app で起動
- 外付けドライブにコピーしたファイルを選択
やってみてメモ
コピーに 20 分程かかりました。iTunes ライブラリのコピーも平行して行っていて時間が余計にかかったのかもしれませんね。
7 〜 9. 写真、Apple ID とパスワードの準備、Wi-Fi ネットワークとパスワードの準備
写真は、デジカメで撮影した写真データのことです。これを外付けドライブにバックアップいたしました。Time Machine が動かなかった時用の保険ですわね♪
Apple ID と Wi-Fi は、再インストール時に必要となってまいりますので、予めメモして手元に置いておきましたの♪
おわりに
これで、Mac の OS X をクリーンインストールする準備が整いました。失敗しても、バックアップを念入りに取り、なんとかなるようにいたしました。
Mac の OS X を再インストールする全体流れのを組み立てるのに、次のページが参考になりました!ありがとう存じます♪
- Mac OSX をクリーンインストールしてからの環境構築メモ – Shin x blog
今回、アプリのインストールは Homebrew Cask で行うようにしましたけれども、それのきっかけとなったページでもありました♪ - 【Mac】OS X Yosemite をクリーンインストール(初期化)する方法 | iTea4.0
認証の解除、という視点が参考になりました。
以上です。