# Composer の情報を表示 docker run --rm -it -v $PWD:/app composer:latest composer # Comoser の実行場所がホストの指定場所となっているかを、共有場所の一覧を表示することで確認 docker run --rm -it -v $PWD:/app composer:latest ls -al
解説
docker run --rm --it -v $PWD:/app composer:latest composer
の各オプションを説明します。
--rm
: コマンド実行後にコンテナを削除する。-it
: 出力が色付きになる。(このオプションの本来の機能は別だが、今回の目的ではこの説明にしておく)-v $PWD:/app
: ホストのカレントディレクトリと Composer コンテナの /app ディレクトリを共有する。
結果、Composer コンテナの実行結果の出力ファイルは、ホストのカレントディレクトリへと反映される。
なお、 Windows では $PWD は使えない。代わりに ${PWD}, ${Pwd} または ${pwd} などとすればよい。composer:latest
: composer イメージで latest タグのものを使用するように指定composer
: コンテナ内で実行するコマンド。実はデフォルトがcomposer
コマンドなのでこの場合は指定しなくても結果は同じ。
つまり、composer:latest コンテナを使い捨てで起動して composer コマンドを実行し、その結果をホストのカレントディレクトリへ反映する、ということを行っています。
おわりに
Composer はセットアップは開発中は必要ですけれども、運用時には無くてもよいようなツールです。ですので、使い捨てできればなあ、、、と感じておりました。
公式の Docker Hub ページを見ていましたら、なんと公式に使い捨ての使い方が使用例として挙げられているではありませんか!
今回、もっと理解したいと思い、整理いたしました。
なお、公式ページには、実行ユーザを指定する方法等が解説されております。
以上です。