生後数日後の小児科検診で心室中隔欠損、赤ちゃんの心臓に穴が空いていると診断されてから1か月後に大きな病院へと行きましたの。詳しく診察し、穴の状態を詳しく調べるためですわ。
時期としては昨年、つまり2014年12月となります。その時の様子ですの。
生後1ヶ月までのベビーの状態
- 月齢 0 M 29 d
- 体重 3400 g
- 身長 51.2 cm
- 生活の中で苦しそうにしていたりした様子はない。
帝王切開での出産から退院してから心室中隔欠損症の受診をするまで約1ヶ月間、赤ん坊の様子として特に具合が悪そうなことはございませんでした。
といいますよりも、もし具合が悪そうなことがありましても大人と違って言葉が話せませんし上手くコミュニケーションがとれているか自信はありませんし見過ごしていたかもしれません。
幸いなことに、実際のところ異常は無かったようでホッといたしました。
心室中隔欠損症の診察第1回目の流れ
- 心電図
- レントゲン
- エコー
- 飲み薬で薬で眠らせて検査
検査の中で印象に残ったこと
まずレントゲンです。小児科から階を降りてレントゲン用の専用エリアに移動して撮影いたしました。生まれて初めてのスケスケ写真ですの♪胸部レントゲン写真を撮りました。レントゲンカメラも子ども用の専用カメラでした。無骨な本体に、メルヘンな色付け、子どもの気を引くためですわね♪
室外から撮影の様子を見られるようになっております。機械の調子が悪く、上手く撮れ無いのが続いてしまい、5回程やり直ししておりました><。撮影画像は室外モニターに映されスケスケの骨写真をすぐに見ることができましたわ♪
トリクロリーナルシロップを 2.6 ml。
これが眠らせて心エコーをするために飲ませる薬の名前です。これを飲ませる直前、なんと赤ちゃんは寝ました。悪影響がある薬ではございませんが使わないに越したことはないとのこと。わたくしたちもそう思います。
ですので起きない事を期待して、このまま検査いたしました。
心エコー断層(Mモード)というエコーで診察でした。薬は使わなかったのですけれども、目を覚まして泣き出してしまいました><。そのまま続行し、なんとか検査終了しましたの。
心室中隔欠損の診察結果
右心室と左心室の壁に穴が開いており、心室中隔欠損症であると診断されました。
闇雲に怖がっても仕方がありません。心室中隔欠損のポイントは2つ、心室に開いている穴の大きさと位置だそうですの。
穴の大きさは、大きくはないが小さくはないそうです。
穴があることにより、全身に進もうとした血液が一部穴に入って進まなくなります。大きいと空回りする血液が増え、体重が増えなくなったり肺の下がべこべこする呼吸をしたりするそうです。
穴が心室と心房をつなぐ弁とどのような位置関係にあるかが重要とのこと。弁から離れていれば大きな問題にならず、弁の位置に穴があって弁が穴に落ち込むようだと弁が閉じず問題が大きくなるそうです。
今回は弁のすぐそばではないが、弁が穴に落ちないかどうかが判断つきかねる位置とのこと。
なお弁が穴に落ちると別の病名になるそうです。穴に落ちた部分が引っ張られて弁が開きっぱなしになり、血液が逆流してしまうのだそうです。。。
現時点で心室中隔欠損の症状の重さを判断することはできないと言われました。体重の増減、レントゲン、診察で心室中隔欠損の経過を見て判断していくのだそうです。
今は1ヶ月ごとに診断するとのこと。
心室中隔欠損の症状が重くなると、体重が増加しない、呼吸が苦しそう、という症状がでるそうです。
穴が開いている状態がずっと続いている形となるため、心室中隔欠損によって体調が急変はすることは無いそうです。血管が詰まって体の状態が変わるわけではなく、常に穴が開いている状態のためですね。
また、普段の生活で親や周りの人ができることはないとのこと。
他に、保育所に預けることができるかどうかは、医者からは判断できないとも言われました。
おわりに
心室中隔欠損は急変することは無いと聞いて、少し安心いたしました。逆に考えますと、症状が進んで苦しくなってきましたら、なにも処置しなければずっと苦しい状態が続いてしまうということを意味するのだと思います。
日々の生活で赤ちゃんをよく見ること、観察すること、変化を捉えることが大事ですわね。
次は2015年1月の診察でした。絶望はしないで、でも油断しないで付き合っていきたいものですの。
以上です。