今妊娠しているけれども、逆子で、なおすために鍼灸に行ってみた、という方のお話を聞く機会がございました。
わたくし、はりやお灸の体験がございませんの!病院とも少し雰囲気とか仕組みとか異なるとも聞いたことがございますわ。
実際に部屋に入ってから、治療を受けた時の様子を聞かせていただきました。ありがとう存じます。さらに、投稿もしてよいと許可もいただきましたので、ノートいたしますの♪
鍼灸院に入って見渡してみた様子
予約した時間ちょっと前に入室。
元はマンションか、ホテルだった建物だったのでしょう。一部屋一部屋に事務所が入っている一室がはり院でした。
玄関から進んで部屋に入ると左手に事務机、奥が施術スペースです。広めのワンルームにベッド2台がありました。病院の入院部屋のようなイメージで、カーテンで仕切っています。リラクゼーション音楽がかかっていましたね。
事務机の向かいに椅子があり、そこに座ってスタートです。
まず問診。
まずは問診票に記入です。それを渡して、ヒアリング。
逆子の様子を伝えます。何人目の子どもなのかや、背中が右なので左下にして寝ているなど話していきます。
そして鍼とお灸で治療をしていきます。
治療の準備
奥のベットに案内されます。ズボンはまくり上げて膝まで上がるかをチェック。上がらなかったので、鍼灸院で用意しているジャージに履き替えでした。
最初は、鍼(はり)
まずは仰向けで実施。足のツボ2本。15分くらい。その後お灸を足にする予定とのこと。
開始は鍼灸院に入って10分後くらい経ってからでした。鍼はディスポ、つまり使い捨てとのことで、感染の心配もありません。
鍼は 1 〜 2mm で、痛みは感じないから大丈夫、むしろ何も感じない位で本当に鍼を刺しているのか尋ねられるくらいだと説明を受けました。
また、「血は出ますか?」と質問したところ、「出ません、出たことないですね。」との回答。そういうものなのですね。
毛布を挟んで楽な格好を作りながら、うつ伏せや仰向けになったりして、鍼の説明もおりまぜられながら進んでいきました。
話はたとえば、「東洋医学的には午後11時〜午前3時が赤ちゃんの時間、成長する時間と言われている。この時間に母体を休めるといいですよ。あとは、体を冷やさないように。あとは気を使いすぎて根を詰めてもよくないので、気楽に。」といった内容でした。
鍼、お灸は西洋医学ではなく東洋医学なので、東洋医学側の話なのですね。
鍼を刺して時間をおき、開始から15分程で終了しました。
次は、お灸
お灸について、まずは説明をしていただきました。ツボはピンポイントではなく、ある程度幅があるのだそうです。なので鍼よりも行い易く、自分でもできるとのこと。
ツボは2ヵ所。くるぶし周辺の部分(名前忘れたのですが、あとで調べて「三陰交(さんいんこう)」だと思います)。
もう一つは至陰(しいん)というツボ。小指の爪先。
初めてのお灸ということで、熱すぎるのはダメだけれども、何も感じないのもよくないので少しずつ量を増やして調整していきます。何かを感じたり熱かったら早目に言ってください、と説明を受けて始まりました。
途中で熱っ!などといいながら進んでいきました。お灸を据えているとだんだんと煙の匂いがしましたね。
自分でお灸をする時は、朝晩してもよいけれどその時はそれぞれで場所を変えて。1日かけて全部の場所をお灸してください。でも1日1回でも大丈夫。
せんねん灸という貼るお灸を出すので明日からやってみてください、と進められてお灸をはじめてから15分くらいでおしまいです。
最後に着替えて全部の治療が終わりました。
アフタートーク
最後に、問診の時のように今回のまとめのお話をしました。
大事なこと。早く寝ること、冷たいもの食べたりして体をこと、といったことを復習しました。
また、来週2、3回来てくださいと次回のタイミングも教えてくれました。
自分でやるせんねん灸は、1日1個ずつやるくらいでよく、量を増やせば効果がより出るというものではないそうです。
赤ちゃんの向きは関係なく、右を下にしてお灸してください。
今回治療で使用したお灸とは違うものなので、もし全然なにも感じないのなら、ドラッグストアで赤いタイプ、もう少し熱の強いものを買ってくださいとのこと。
。。。お灸って、市販されているのですね!
そんなことをお話し、治療料金3000円を支払って10分ほど経ちまして、鍼灸院を後にしました。
おわりに
逆子、直ると良いですわね。はり、きゆうは西洋医学や科学的な根拠が疑わしいという態度を取られることもあることは存じております。
ですけれども、逆子を直したい、そのために悪影響のないことならできるだけ試したい、という決意にわたくしも賛成ですの。
直りますよう、わたくしお祈り申し上げます。
以上です。