こちらのページを拝見しまして、イベントやキャンプの短期間だけちょっとした椅子がほしいけれどもお金を出して買う程でもないかしら、というときに大活躍しそうなダンボールスツールの作り方が紹介されておりましたので、実際に作って確かめてみましたの♪
これだけあれば充分作れる!段ボール箱の椅子を作るのに最低限必要な材料
- 段ボール箱
- ハサミ
- ガムテープ
イスを作るのにやる作業はまとめるとたったの2つ
- 蓋の辺の真ん中を上から下へ切る
- 切り開いた点から段ボール箱の底辺の2つの角に向かってそれぞれ折り目をつける
一番手間、注意が必要な作業は上記2つと感じました。上記作業を2回、2つの蓋にすることになりますの。
この後に蓋を固定する作業がございますけれども、これは切ったり穴を開けたりする必要がございませんので大事な行程ではありますけれどもポイントからは除外いたしました。
実際にダンボールスツールを作った時の手順・ポイント
作り方の詳細は本家ページを熟読していただくとして、実際に作った時に気がついたことをメモいたします。
まず、蓋の短い辺の真ん中に印をつけるのに筆記具は使わずにはさみで穴を開けましたの。
次にはさみで蓋を切りますけれども、側面まで勢い余って切り開くこと無く、この穴で止まりやすくなりますわ。一石二鳥♪
さらに、蓋を印として付けた穴まで切り拓く前にガイドとしてはさみで傷をつけておきました。これによってまっすぐ切ることができますわね。
ダンボールを切り開いた様子ですの。
次の作業は、切った蓋の終点から底辺の2つの角それぞれに向かって、段ボール箱側面に折り目をつけていきます。
定規の長さが足りなかったので、そこらへんにありましたダンボールを添えてガイドといたしました。
折り目をつけるのにまず、閉じたハサミの先端をあてて軽く5回ほどなぞりましたの。鉛筆で折り目部分の印をつけるような間隔ですわ。
その後ガイドのダンボールを外して印をつけた後をさらになぞり、しっかりとした折り目となるようにいたしました。
折り目が完成した様子ですの。
切った蓋を内側に折りたたんで、折り目が内側になるように押し込んでいきました。このとき、自分のお腹を使ってダンボールを固定するとやりやすいようですの。
蓋をたたみ、この蓋が離れないように固定いたします。
本家ページに記載のあるメイクドゥというストッパーは無いため、普通の紙ガムテープを使用いたしました。
蓋の端3辺をガムテープで固定しただけですの。特別なことはしておりませんがしっかりと留めることができました。これで完成ですわ!
他の椅子と比較してみましたの♪
以前もご紹介した無印のイスと比べてみました。
座る部分の面積は当然狭いですわ。
また、高さに関しては無印のイスを一番下まで下げた時よりも更に低かったですの。
本格的な椅子の代わりにはなりませんけれども、一時的に使うのならば充分使いそうですわね♪
おわりに
座ると凹みました><。ただしそのまま崩れて壊れてしまうというような不安感はありませんでした!
野外のイベントや、1週間程度のキャンプならこれで充分保つと思いますわ。
この椅子、どこにでもある段ボール箱で、「実際に被災地等で使われることを想定し、飲料水用のペットボトルのダンボールケースを用いた場合の作り方を示すスライドショー」(引用)も紹介されております。
東日本大震災を受けて考えられた椅子なのですわね。身近な材料を使ってすぐに作れて、丈夫ものを、という想いを感じます。
実際に何かあったときのために手を動かして作ってみて覚えておく、その時はレジャーなどちょっとしたイベントで使う、そのようなタイミングで積極的に身につけておきたいですわ。
以上です。
2014年12月11日追記。すぐに壊れる場合の特徴をメモしました。