WordPress の Twenty Eleven テーマのヘッダー画像を根本的に入れ替えます。「画像をアップロード」からではなく!その1、準備編♪ | oki2a24 の続きになります。変更箇所を前回つかみましたので、実際に修正していきます。
はじめに
前回は、カスタマイズの元としている Twenty Eleven テーマのディレクトリ、wp-content/themes/twentyeleven からのパスとしましたが、今回は実際に使用しているテーマ、wp-content/themes/oki2a24 ディレクトリからの場所として記述します。
ヘッダー画像の追加
Twenty Eleven テーマのやり方に倣って、同じ場所にファイル配置、同じサムネイルファイル名のつけ方をしています。
- images/headers に、フロントに表示する 1000 X 288 のヘッダー画像と、そのサムネイルである 230 X 66 の画像を置きます。
- ファイル名は半角英数とし、サムネイルのファイル名はヘッダー画像ファイル名の後に「-thumbnail」と追加しています。
ヘッダー画像についてのプログラム部分の修正
// Default custom headers packaged with the theme. %s is a placeholder for the theme template directory URI. register_default_headers( array( 'wheel' => array( 'url' => '%s/images/headers/wheel.jpg', 'thumbnail_url' => '%s/images/headers/wheel-thumbnail.jpg', /* translators: header image description */ 'description' => __( 'Wheel', 'twentyeleven' ) ), ・・・
の145行目「’wheel’ => array(」の前に、145~150行目の内容でヘッダー画像のファイル名などを入れ変えたものを追加していきます。具体的には1ブロックにつき次の4箇所となり、上の例で説明すると次のようになります。
- 145行目 ‘wheel‘ => array( の wheel
- 146行目 ‘%s/images/headers/wheel.jpg’ の wheel
- 147行目 ‘%s/images/headers/wheel-thumbnail.jpg’ の wheel
- 149行目 ‘Wheel‘ の Wheel
大量の場合は、ソースコードの作り方は PHP を使って複数行テンプレートからテキストをダーっと作る、お手軽な方法を実践したよ♪ | oki2a24 を参照にしてください。
そして、WordPress 管理画面の、概観 > ヘッダー、でカスタムヘッダーページへ行きます。「デフォルト画像」が「ランダム」となっていること、追加した画像が表示されていることを確認します。
なお、もともとのヘッダー画像を消したい場合は、「’wheel’ => array(」以下の行を削除することになりますが、最後の
'description' => __( 'Hanoi Plant', 'twentyeleven' ) )
を削除してから一点注意してください。上の wheel の例で言う150行目「),」のようにカンマ「,」が入っていることと思います。最後のカンマは削除しましょう。
おわりに
翻訳ファイルである、languages/twentyeleven.pot と、languages/ja.po には手を加えません。
- 追加したヘッダー画像の数が多く翻訳ファイルも修正するのが面倒だったから。
- Twenty Eleven テーマがバージョンアップしたときに、バージョンアップ内容を今使っている Twenty Eleven ベースのこのテーマに反映したいけれども、面倒くさい
以上の理由からです。ある程度は、しっかり手を抜いていこうと思っています。
ちなみに、新しいヘッダー画像は183パターンありますので、しばらくは飽きずにすみそうです♪
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