エクセルの ctrl + “+” でできること
- セルや行や列を挿入することができる。
- セルを選択して操作すればセルの挿入、行(列)を選択して操作すれば行(列)の挿入
- 複数セル(行、列)を選択して操作すれば、選択したセル(行、列)の数だけ挿入する事ができる
- テンキーが無い場合、shift を押しながらでないと + を入力できないため、ctrl + shift + “+” となる
エクセルの F4 でできること
- 直前の作業の繰り返し
- 行の挿入を行った後に別の行を選択して F4 すると、行の挿入を行うことができる
- 繰り返すことのできる範囲は、選択したセル(行、列)が対象となる
- たとえば、3行を選択して行の挿入を行うと、3行が追加される。その後、別の1行を選択して F4 しても、1行しか挿入されない
具体的に役に立った場面
- 一塊のデータがあるけれども、都道府県ごとに集計したい。
- データは北海道で10行、青森県で15行、岩手県で13行、、、沖縄県で2行、というように都道府県でまちまち。
- 上から順に北海道、青森県、岩手県、、、沖縄県、というようにソートは済んでいる。
合計や、別の都道府県との区切りのための空白行を入れたいので都道府県の間に3行挿入したい。
こんな場合を想定いたします。
- 3行入れたい位置、つまり北海道の次にある青森県の最初の行を含め3行を選択する
- ctrl + “+”。これで北海道と青森県の間に3行が挿入される
- 次に3行入れたい位置、つまり青森県の次にある岩手県の最初の行を含め3行を選択する
- F4。これで青森県と岩手県の間に3行が挿入される
- 以下、1〜4の繰り返し