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📖 感想『10歳からのプロジェクトマネジメント』伊藤大輔 https://amzn.to/3xsPCui

ポッドキャストを聴いていて、この部分のお話で読みたくなった、という元の部分紹介

  • すごくいいなと感じた、紹介している本を読みたくなった、の元
    • で、その後に回すっていった話をするんですけど、すなわち、まあ邪悪なところから言うと、すなわちやる気がなかったり能力が低かったり、別に一緒にやりたくない人たちとやらなくちゃいけないという状況にも対処するためのハウツーっていうのが、この複数人でやるときのプロジェクトマネジメントとして入ってるんですよ。

    • しかも別に何だったら一人でやったほうが早いぞみたいな状況でも、ウサギさんとクマさんとカメさんとっていうのを入れなきゃいけない、参加させてあげなきゃいけないっていうのはあるわけですよ。子ども祭りプロジェクトとかまさにそういう感じですよね。

    • すごくそういうその邪悪な要素っていうのをバレないように薄めて書いてあるというところがすごく素敵だなっていうふうに思いました。別に言わなくていいことは言わないっていう。でもね、中にはですね、なんか全部自分でやって目立とうとしてる人に対してどうしたらいいかみたいなことも書いてあってうおーと思いましたね。

    • みたいなそういうことも書かれていて、すっごいやっぱ、なるほどってなるのよ。子供が普通にスラッと読むと、普通にスラッと読めるハウツー漫画みたいな感じなんだけど、大人が見ると、なるほどみたいな。すごく大人が子供のために真剣にいいものを作っている本なんですよね。マジで。

  • メタ的な視点 (プロジェクトってなんだっけ的な視点) 持ってるな、そんな視点を持っている人が推薦している本、気になるな、となった元
    • ただ、これだけちょっと注意があって、いい感じにしたくないっていう場合とプロジェクトマネジメントの相性は悪いです。すごく悪い。これちょっと本当に注意だと思っていて、プロジェクトマネジメントってマネジメントって単語が使われてるから、いわゆる管理をするっていうふうになるじゃないですか。

    • それとプロジェクトマネジメントはすごく相性が悪くて、プロジェクトマネジメントっていうのは結構全てをつまびらかにするわけですよね。つまびらかに明るくしてそれを進めていくわけなので、明るくされると困るっていう場合もあるんですよ。それとプロジェクトマネジメントでうーってたくやおじさんみたいなのがうーって突っ込んでいくと大変なことが起きるっていうのも一つありますね。

実際に本を読んで印象に残った部分とメモ(感想など)

プロジェクトは、日常の中にある 018

プロジェクト = 達成したことのない目標 + 期限。

これは識学での完全結果、つまり状態 + 期限とよく似ている。また、仕事 = 依頼 + 期限だったと思うが、このように定義したのは確か日垣隆さん、だったかうろ覚えだが、これともよく似ている。 この2つで 約束事を積み上げていくと言うのは、プロジェクトだけに限らず、広く仕事と言う場面において役に立つ、基礎、になるなと感じた。

プロジェクト憲章を作ろう 030

プロジェクト憲章って聞いたことあるけど、ぴんとこなかった。プロジェクト全体の目次、品書きみたいな内容だと思った。

ガントチャートを作ってみよう 066

ガントチャートを作るのは、結構後、タスク分け要素マイルストーンが決まったからだと作りやすい、なるほど。

プロジェクト実行前にキックオフミーティングをしよう 082

キックオフミーティングでやるべきこと。構成要素詳細よりも背景意義なぜやるのかそういったことをやる。メンバーの自己紹介。ルール。質疑応答。メンバー一人一人がこれから他のメンバーと円滑にコミュニケーションをとっていく、人間のためのミーティングなんだと、知った。

プロジェクトのリーダー、プロジェクトマネージャーの役割 092

マネージャーとリーダーの定義がされている

進み具合のチェックやタスクや予算等のやりくりがマネージャー

励ますコミュニケーションの活発化の働きかけが、リーダー

リーダーシップってなんだろう 094

Podcastで言っていたところが書かれている場所。

作業に慣れている。慣れていないかけるやる気があるないの4パターンで、リーダーは指示型支援型をどうやって使い分けていくかのアドバイスが載っている。

トラブルに対処せよ! 100〜103

残業して頑張るとか、根性出して頑張るとか、そういうのが解決法として載ってなくてよかった。

プロジェクトマネジメントの現場2ロボット開発プロジェクト 116〜117

それぞれの作業について、「なぜやるのか」「何ができたら達成か」と言う基準をはっきり決める一方で、「どのようにやるか」は担当者が自由に考えられるようになっています

うまくいかない場合でも、「どうしてうまくいかないのか」「次にどうするべきか」を考えて、素早く行動に移していきます。

現在、自分が関わっているプロジェクトの1つに近い形だと思った。

これは時々見返してみると気がつくこと、参考になる発見がありそう。

振り返りを次のプロジェクトにいかそう 122

メンバーと一緒に「KPT法」を行えばつながりを深めながら、今後のプロジェクトに活かすべきことを見つけられます。

リモートワークだとメンバーと一緒にやるのは少し難易度が高そうだ。

タクヤさんのひとこと3 プロジェクトマネジメントの方法は1つじゃない! 088

この本で紹介している方法は、「ウォーターフォール」とよばれているものに近い。 … 略 … プロジェクトマネジメントの手法の中でももっとも基本的なものだから、まずはここからスタートして、経験をつむことが大切だ。

現在というタイミングにおいて、アジャイルではなく、ウォーターフォール的なところを軸に展開してるのが面白いと思った。入門的な位置づけなので、シンプルでわかりやすい手法に軸足を置いたのかなあと思う。 シンプルなウォーターフォール的なところから始まり、複雑で先の見えないプロジェクトに対処していく方向に向かっていて、それが自然とアジャイルにつながっていく感じがしてとてもうまい説明だなぁと思っている。

おわりに

Podcastで紹介されていた通り、とてもとっつきやすく、読みやすい本でした。

次に読もうとしたら、ちょっと疲れた、プロジェクトマネジメントやっぱり大変だなぁ、 人間怖いなぁ、となった時にパラパラとめくってみそうだなと思いました。 あとは、 プロジェクトって何だっけ?リーダーって何だっけ?とわからなくなったときに、またこの本を開くと思います。というのも、本の中で10歳向けに短い言葉でわかりやすく説明しようとしているので、混乱した大人にもとても助けになると思うからです。

プロジェクトそのものだけではなく、プロジェクトに関わった人間がどういった行動をとるのか、どういった気持ちを表現するのかまで描かれていて、プロジェクトというものを通した人間、も見れる本だと感じました。

以上です。

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