ポイント
- ntpd (CentOS6 までのスタンダード) と chrony (CentOS7 のスタンダード) は同時に使えない。
- 手軽に時刻同期だけしたいなら、インストール後に起動するだけでよい。
インストール
# インストールされているか確認 yum list installed | grep chrony yum list installed | grep nyp # インストール yum install chrony
設定
- 設定ファイルは /etc/chrony.conf
- NTP サーバーとして使用せず、問い合わせに行くサーバーはどこでもよい、つまり時刻同期だけを簡単に行いたいなら設定ファイルを修正する必要はない。
今回は、修正いたしません。最速で、お手軽に時刻同期できることを優先いたします。
操作
インストール直後は起動しておりません。次回以降 CentOS7 を起動すると chrony が自動で立ち上がるようになります。
# 起動 systemctl start chronyd.service # 起動状態確認 systemctl status chronyd.service # 停止 systemctl stop chronyd.service # 再起動 systemctl restart chronyd.service # ログ表示 # 設定ファイルに指定した場所 (デフォルト: /var/log/chrony) にも出力される。 journalctl -u chronyd.service # インターネット時刻同期の状態確認 # M: 問い合わせ先の種類。^: サーバー、=: ピア、#: ローカルのハードウェアクロック # S: 現在の状態。*: 同期対象として採用中、+: 同期対象候補、-: アルゴリズムにより同期対象から外れている chronyc sources # 強制的に時刻同期 chronyc -a makestep
おわりに
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