ポイント
- テーブルをエンティティとして配置するところまで自動で作成できる
- リレーションは設定されない
具体的な手順♪
EC-CUBE 2.13.2 を使って SQL ファイルを用意!
SQL から ER図を作るにあたって、テーブルの SQL を自ら用意するのは大変面倒です><。ですので、適当なオープンソースを選び、インストール時に実行される SQL ファイルを使用いたします。
EC-CUBE を使いましょう♪
ログインしまして、最新のバージョン 2.13.3 をダウンロードいたしました。解凍し、インストール時に使用される SQL ファイルを探します。
eccube-2.13.2/html/install/sql/create_table_mysql.sql
こちらですね。これを MySQL Workbench に読み込ませます。
MySQL Workbench に読み込ませます!
MySQL Workbench を起動します。
Models の「>」をクリックして、「Create EER Model from Script」を選択。
Reverse Engineer SQL Script ウインドウが表示されます。まずは「Input and Options」画面。
- Select SQL script file → SQL ファイルを指定
- File encoding → UTF8 のまま
- Place imported objects on a diagram → チェックを打つ
Place imported objects on a diagram にチェックを打つことで、テーブルがエンティティとして図化されるようになりますの。
「Execute」をクリック。
「Reverse Engineering Progress」画面。終わったら、「Continue」をクリック。
「SQL Import Finished Successfully」画面。「Close」をクリック。
以上で完了です。ER図の画面に読み込んだテーブルがエンティティとしてところ狭しと並んでおります。
予めエンティティが配置されているとごちゃごちゃし過ぎて ER図が作りにくいということもあるかもしれません。そんな時は Place imported objects on a diagram にチェックを打たないようにしてくださいまし♪
おわりに
本当は、リレーションが自動でつながることを期待しておりましたの。さすがにそれは、高望みでしたわね><。
でも、エンティティをずらっと並べることはできましたから、これだけでもずいぶんと助かりますの。
MySQL Workbench は使えそうなソフトですわ♪
最後に、ER図を作るのに役に立ちそうなリンクを適当に貼っておきますの。「ER図」で検索すれば良いのですけれどもね、てへ。
- データベースエンジニアへの道(2):30分間データモデリング ~ER図を描こう!~ (1/4) – @IT
- だれも教えてくれなかった外部設計の「極意」 – 第12回 [データモデル編]ちょっとした工夫でER図は分かりやすくなる:ITpro
- アソシエーション: モデル同士を繋ぐ — CakePHP Cookbook 2.x ドキュメント
以上です。