ソースからインストールするときでも yum でインストールしたときと同様の構成にするためのポイント
- ソースファイルは /usr/share/phpPgAdmin に置く。
- Apache の設定ファイルは /etc/httpd/conf.d/phpPgAdmin.conf とする。
- もちろん phpPgAdmin の設定ファイル /usr/share/phpPgAdmin/conf/config.inc.php も適当に修正する。
以上の2点です。
Apache 設定ファイルの内容
- /etc/httpd/conf.d/phpPgAdmin.conf
# # This configuration file maps the phpPgAdmin directory into the URL space. # By default this application is only accessible from the local host. # Alias /phpPgAdmin /usr/share/phpPgAdmin Alias /phppgadmin /usr/share/phpPgAdmin <Location /phpPgAdmin> Order deny,allow Deny from all Allow from 127.0.0.1 Allow from ::1 # Allow from .example.com Allow from 192.168.56.1 </Location>
yum でインストールした時に自動的に作成されるファイルからは少し改変しております。
1つ目ですの。7行目に「http://example.com/phpPgAdmin/」だけではなく「http://example.com/phppgadmin/」でもアクセスできるようにエイリアスを追加しました。
2つ目ですわ。14行目をコピー、次の行にペーストしてからコメント化いたします。ペーストした行のドメイン部分を接続元のこの Mac の IP アドレスに変更します。
では接続元の IP アドレスはどうすればわかるでしょうか?簡単です♪コマンド「w」を使えばどこから「phpPgAdmin」をインストールしたサーバに接続しているかがわかります。
[root@localhost ~]# w 21:46:01 up 1:36, 1 user, load average: 0.40, 0.44, 0.44 USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT root pts/0 192.168.56.1 20:15 0.00s 0.02s 0.00s w [root@localhost ~]#
もしアクセス元を気にしない場合は、9〜16行目は全てコメントにしてもよいですね!
phpPgAdmin の設定ポイント♪
時と場合と気まぐれによって PostgreSQL のスーパーユーザー postgres でも phpPgAdmin にログインできるようにしています。
- /usr/share/phpPgAdmin/conf/config.inc.php
// If extra login security is true, then logins via phpPgAdmin with no // password or certain usernames (pgsql, postgres, root, administrator) // will be denied. Only set this false once you have read the FAQ and // understand how to change PostgreSQL's pg_hba.conf to enable // passworded local connections. $conf['extra_login_security'] = false;
おわりに
PHP53 などを yum インストールしますと、yum で phpPgAdmin がインストールできなかったりいたします。
そんな時は落ち着いてソースを解凍いたしまして phpPgAdmin を好きな場所に配置すればよいのです♪
ですけれども、インストールする場所は yum での時と合わせたいと思いました。そのような経緯で、yum で phpPgAdmin をインストールした時はどうなるのか、調べました。
以上です。